「コンビニ外国人」を読んで考える日本の国際化とは

2018年2月に約3年ぶりに生活の拠点を日本に戻して、変化に気付いたことのひとつにコンビニにいろんな国籍の人たちが働いいている!!ということです。

昔から中国人はかなり多かったですが、最近はどう見ても中国ではなく国籍豊かな感じになっています。
そんな中、この本を見つけてすぐキンドルでポチりました。

まだピークではない外国人の増加

この本を読んで最初の印象は、既にだいぶ外国人増えたなーと思いましたが、まだまだこれからも増えていくんだということです。それは国全体として新制度などによりさらに労働者を増やそうとしていることもありますし、インバウンドで知られている通り観光客も増えていきます。極端な言い方をすると貧乏な外国人は出稼ぎに、金持ち外国人は観光しにくるわけです。

なんか負な言い方をしていますが、僕はバックパッカーとして海外を旅して現地の人と交流するのも大好きですし、日本に外国人が増えるのは大歓迎です。(国内で英語ももっと使いたいですし・・・)

実は日本人も出稼ぎしてる

本書ではコンビニだけでなく、移民や外国人の日本就労の全体像など幅広く書いています。

日本人がやりたがらない仕事を外国人に押し付けているような負の側面を気にする方も多いと紹介されていますが、この部分に関して僕は特に問題意識はありません。何故なら日本人も同じことを外国でやっているからです。

その1つがワーキングホリデーでしょう。オーストラリア、カナダとニュージランドが主な渡航先として挙げられますが、仕事内容を聞いていると一部の優秀か運の良い人を除いて、だいたいがいわゆる自国の人がやりたくない仕事についていることがわかります。ファーム(農業)をやると通常1年のビザが2年まで延長できるという特権があるのも、それだけ現地の人が農業をやりたくないから押し付けたいという気持ちが出ています。

ホリデーという名前をつけることで夢のような生活かのように美化されていますが、基本的には日本にきている途上国の人と変わらないでしょう。でも、時給は安くても2000円弱で日本のバイトよりはるかに高いですし、現地の生活を楽しんでいるし、好きで行っているわけですから何も悪いことはないと思います。ただレベルの高い人でもローカルカフェとかで、日本なら高校生でもできるようなアルバイトレベルです。僕は常に自分の能力を高めることができる仕事に就きたいと考えているためワーホリにはまったく興味がありません。

出稼ぎの定義となりうる、”自国よりも物価の高い国で仕事をして稼ぐ”にあてはまることがわかります。

また今は完全に逆転していますが、昔は日本人が仕事を求めてフィリピンに出稼ぎしていたなんて時代もあるようです。南米の農業とかも有名ですよね。また国内の景気が悪化して日本人が出稼ぎしないといけない時代もくるんでしょうか・・・。汗

日本が目指すべき国際化

前述の通りこれからどんどん日本人は海外に出て外国人は日本にやってくるでしょう。しかし本の中ではオリンピックまでがピークでその後は景気後退により他国に移民が流れてしまうのではないか?という懸念もあります。

日本が目指すべき国際化は英語ができるとかそういうことよりも、外国人にとって魅力的な国であり続けることだと考えます。それは景気的にも生活環境的にも多角的な面からです。

日本にいる外国人は労働力としても消費者としても既に日本にとって必要不可欠なレベルまできてしまいました。今は買い手市場と言えますが、今後は外国人の取り合いが始まりしっかり対策と準備をしていないところは淘汰されていくでしょう。また景気悪化とアジアの成長により他国に移民が流れる可能性も高いです。

人口現象が問題の地方でこの辺に関して既に手をうっている自治体の話も挙がっており、国単位では当たり前ですが、お店や小さい自治体単位でもこうした取り組みに向けて早めに手をうっておくことが必要だと感じます。

こうしたことからミクロ単位での取り組みで外国人にとって魅力的な国であることがポイントになるのではないかと思います。

外国人おもてなしに関してはこの本がとても参考になりました。

そろそろ海外に目を向けて見てもいいかも?

逆に日本人は海外に目を向けてみるといいんじゃないでしょうか。

日本で十分快適に暮らせるし、わざわざ海外に出る必要性がないと思う人は多いと思います。しかし、それは本当でしょうか。僕は現在10ヶ国に渡航経験がありますが、どこが自分にとってベストな場所なのかはまだわかりません。まだまだ行ったことがない国が多すぎるからです。

外国人が好んで日本へ来るように、日本人も好きな場所へいける時代になりました。
もしかしたら今いるとこよりも良いところがあるかもしれませんし、そういった漠然とした期待を持って色々な国にいってみると良いと思います。それでやっぱり日本が最良という結論になればそれで全然良いと思いますし、或いはあなたにとって日本よりも好きになれる土地があるかもしれません。

外国人も我々日本人も、生まれた国で死ぬまで暮らすという従来の状態は終わっていて、行動を起こすかは自分次第ではありますが無限の選択肢を持っているのでしょう。

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