『建築学生の就活完全マニュアル』就活生だけでなく新入社員も必読

新宿ではそのアクセスの良さから人と会ったりすることが多いですが、その時は必ず紀伊国屋へ寄るようにしています。
店舗型の本屋にはやはりAmazonにはない良さがあり、思わぬ出会いがあったりするからです。

そこで偶然見つけた一冊を紹介。
本書は建築学科の就活生を対象とした本ですが、建設業界に入社して間も無い新入社員にも多いに役立つ内容でした。

建設業界はめちゃくちゃややこしい

建設という業界は、驚くほど様々な分野に細分化されており、同じ”建設業界”でもかなりのタイプの会社があります。
そんな建設業界の全体像を掴むのにこの本は最適でしょう。
今の建築系会社に就職して約半年が経ちましたが、この本はかなり役立ちました。

例えば同じ設計事務所でも病院のプロジェクトが多いところや学校が得意なところ・・・はたまた確認申請メイン、などなど様々な特徴があります。
ある意味その会社に入れば自分の進む道が決まってしまうようなところもありますので、特に就活生は必読ですね。

この本で紹介されているだけでもこんなに沢山あります。

・設計事務所
・組織設計事務所
・アトリエ設計事務所
・設備設計事務所
・構造設計事務所
・インテリア業界
・不動産
・デベロッパー
・ゼネコン
・地場ゼネコン
・サブコン
・工務店
・ハウスメーカー
・リフォーム、リノベーション業界
・住設機器
・建材産業
・建設コンサルタント
・官公庁系
・指定確認検査機関

ここからもさらに住宅、病院、商業施設・・・などなど細分化していくイメージです。
ここから進むべき道を1つ選ばないといけません。もちろん転職して複数のスキルを身に着ける選択肢もあるでしょう。

この本を読めば建設業界のおおよその全体像を掴むことが出来ます。
僕は改めて今いる会社で良かったと再確認しましたが、就活前に読んでおくに越したことはないでしょう。

私が選んだ分野とその思考回路

ちなみに僕の分野と何故その道を選んだかの思考回路を紹介しておきましょう。

ざっくり言うと、
現場監督+商業施設内装 です。

もちろん色々なプロジェクトがあり、図面を書くことも多いですし、普通の住宅を作ることもあります。

・現場監督
この本で凄い良い文がありました。
「現場監督とは現場を管理するスーパーマン、現場監督は社長のような存在」

ある物を建てるというプロセスではこの現場監督という仕事がもっとも、金やビジネスの側面が強いと考えています。(不動産やデベロッパーなどはのぞいて)
職人の人件費や材料費などを最小限にしたりしていかにその現場で利益を出すかというのが一番の勝負所。これは経営者的な要素が非常に大きく、ひとつひとつの現場を経営しているようなイメージです。

泥だらけになったり現場は大変なことも多いですが、将来的に建築関係で起業したいと思っている僕にはこの面が魅力的に感じました。

・商業施設
こっちも金やビジネス面での理由が強いです。
まず商業施設は住宅よりも頻繁に内装チェンジ等が行われ、単純に仕事の数が多いこと。
そして海外でも仕事を得やすいという理由があります。住宅で考えた時、わざわざアメリカ人が日本人建築家に家を作ってもらおうとは思わないでしょう。(日本好きな人で純和風住宅を作りたいなんてこともあると思いますが、あくまでレアケースです)

また近年では日本飲食店をはじめとする海外進出がかなり活性化されており、海外に進出した日経起業を対象としても良いかと思いますし、現にそんなことをフィリピンでやる予定でした。。。(詳しくはプロフィール参照)

さらに最近は建築学だけでなく経営学や行動経済学等も学んでおり、こうした学問は商業施設の設計や施工でリンクできる部分多いとも感じています。
最終的に目指すところは建築学+経営学というところでしょうか。例えば”’ある敷地内でその店舗の利益を最大化させる設計”’みたいな感じです。
IT革命でネットショッピング時代が進む中、ただ単に店を作るだけでは繁盛しない時代になっています。こうした分野はある意味トレンドかもしれません。

この本を読んでのアウトプット3つ

・業界全体を俯瞰しながら働くこと
せっかくこの本で学んだので、この会社はこういう役割を果たしているんだなーとか考えながら見ていきたいです。

・隠れた優良企業の発掘
例えば建材メーカーなど今後伸びてきそうだなと感じる会社がいくつかありました。
東南アジアでは、先進国と比較してこの建材の部分が最も劣っているのではないかと思います。ですので建材メーカーのアジア進出はかなり有りのように感じます。
今後の成長に期待するとともに投資先としても検討・・・・笑。

・取得する資格の整理
本書には最後に資格などのキャリアアップのコーナーが。
あたらめて自分が取るべき資格を整理して計画を練りたいです。

まとめ

以上、複雑すぎる建設業界のことがよくまとめられている良い一冊でした。

 

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