フィリピンで働く上で心掛けていたこと4つ

フィリピンのセブ島にて、
インターン1年+正社員1年半で合計2年半働いてきた僕が実際に実践してきた事柄を5つ紹介したいと思います。

社内での交友関係を一切断つ

何かの本で、組織が崩壊する時の原因は全て個人的な感情である嫉妬や妬みであると読みました。

フィリピンは嫉妬なんかの感情がかなり強い民族性なので、いきなり消えたりする中小企業が多いのはこういった理由があるのかもしれません。

日本でも敢えて交友関係を全て断っている社長とかもいるようですが、フィリピンでも管理職になるほどこれが必要ではないかと思っています。
僕は合計で1年半ほど社員として働きました。この前に最後にお別れ会的な飲み会を開いてもらったのですが、現地スタッフとはそれが最初で最後の交友でした。そのくらいこの部分は徹底していました。
特定の人と仲良くしてしまうと周りがそれに嫉妬して、社内がギスギスしてきます。

実際に周りの話を聞いていると、フィリピン人との人間関係の問題で退職したり挫折する人が多いので、この部分で一度も問題や歪みが起きずに、惜しまれて去ることができたのは良かったなと思います。

社外では逆に交友関係が命

逆に社外の場合、例えばクライアントなど(僕の場合は建築関係の材料のサプライヤーや工場など)と付き合う場合は大手を除いて、交友関係が最も大切だと思います。フィリピン人は良くも悪くも、好きな人のためには頑張るし、嫌いな人には一切何もしない、なんていう公私混合の人種です。(公務員でもそうなくらい)

値段設定も人の好き嫌いによって決まったりします。「あいつは良いやつで好きだから値段安くしてあげよう」「あいつは良いやつだから納期守ろう(むしろ優先的にやろう)」なんてことがよく起こります。日本だと考えられないですよね・・・。

なので社外で仕事に関わる人達には社内とは打って変わって愛想を振りまきまくります。
社内では無表情で”Good Morning”ですが、社外だと手を振って笑顔で H~~ii Good Morning!! なんていうくらい違います。

工事で出入りの多いショッピングモールのガードマンとかにもかなり愛想良くしています。そうするとちょっとしためんどい書類の提出とかを見逃してくれたり、何か手助けが必要な時に手伝ってくれるからです。
相手方のマネージメントにちょっと迷惑かけたなって思った時は、日本のお菓子なんかを持っていけばもう解決です。次のプロジェクトでも良くしてもらえるでしょう。

フィリピンでは良くも悪くも好かれれば勝ち!であると言えます。

怒らない

これも好かれることに通じる話ではあるのですが、よくフィリピン人に人前で怒るのはタブーと言われています。

非常に感情の激しい民族なので、個人的にはこちらから感情的に怒るのはどんな状況でもするべきではないと思っています。社内であればあくまで機械的で論理的にいけない点を指摘するようにしていました。

社外だとこれが非常に難しい。向こうは別に僕の部下であるわけではないので、言い過ぎてしまうと逆に消えたり連絡が途絶えます。(一度納期について厳しくやりすぎて連絡が途絶えたクライアントが1つありました・・・)自分がどんなに利益を生む良いお客さんであっても、こいつ面倒くさいと思われると関係は一切断たれます。それがフィリピンです。

お金を小まめに渡すとか、納期を早めに設定しておくとか小さな工夫が必要になってきますが、一番はやはり良い人間関係の構築です。これがあれば後は笑って見守るくらいの余裕さが必要です。

明日クビにされても良いように常に勉強する

結局首にされることは無かったのですが、フィリピンの会社は人の入れ替わりが激しいですし、終身雇用なんて考えは皆無です。また英語学校のビジネス自体も僕が定年退職まで継続できるビジネスだとは到底思えません。日本の英語教育が大幅に改善されればフィリピンになんか来なくても良いわけですから。そういう意味では勉強集中型の学校よりも、遊び型の方が観光とのパッケージ要素が強いので今後の伸びは強いとも言えるでしょうか?

僕は意識的にこうした危機感を常に持つようにして、明日突然クビにされても食っていけるように業務外の時間はほぼ語学・デザインやその他仕事と関係ないことの勉強・読書に費やしました。おかげで英語力もある程度他の職場でも役に立つくらいのレベルにはなれたと思います。(まだまだ勉強中ですが。)海外で働けば英語は勝手にできるようになると思われていますが、実際にはそんなものは幻想でちゃんと勉強しないと一生できるようにはなりません。

1つ目の項目で述べた通り、社員との交流は一切取っていなかったので自分の勉強時間を十分とることが出来たのも大きいです。

九州の麻生グループ現取締役の人が、幼少期に「借金が多くていつうちは倒産するかわからない」と嘘を言われ続けて育ったそうです。それで常に危機感を持ち自分の能力を高める意識が持てたというので、こうしたことは間違っていなかったなと感じます。

大企業ではなく、かつフィリピンという変化に激しい発展途上国で働いたことでこうした意識を持つことができたのは大きな収穫点でした。これからもこの部分は継続していきたいと思います。

まとめ

以上が[フィリピンで働く上で心掛けていたこと4つ]でした!
何にしろ、海外で働く場合は、日本人としての良さ(小まめな所や時間に正確なところなど)を保ちながら現地に順応していくことが大切だと思います。少なくともアジア圏では日本人としてのブランド力はまだまだ強いと思いますので、そうした部分を上手く活かせると良いですね。

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