【デメリットも解説】アブラサスの薄い財布をレビューします。

  • 2018年3月1日
  • 2020年1月12日
  • REVIEW

ずっと日本へ帰国したら買おうと思っていたのが財布です。

フィリピンではいつスられてもいいようにドンキで買った1980円の2つ折り財布を、以前の日本ではポールスミスの長財布を使用していました。海外生活によるミニマリスト影響で、長財布とか大きいものを持ち歩くのが嫌に感じ、次買うやつは単なるブランド品ではなくて、小さくてシンプルで機能的なものがいいなと決めていました。

そこで見つけたのがアブラサス(abrAsus)の[薄い財布]です!名前の通り世界最薄レベルの財布なんです!

先日ついに購入したので、紹介したいと思います。

【ステマ無し】アブラサスの薄い財布を正直にレビューします。

僕はAmazonで購入

購入は公式サイトかAmazonからです。

どちらでも送料が一律540円かかりますので、値段は変わりません。僕の場合はAmazonポイントが貯まるのもあってアマゾンで購入しました。ちなみにアブラサスの本店から発送されるのでプライム会員でも送料がかかってきまして、送料を含む値段はどちらで買っても同じです。

色もかなり沢山あるので、好きな色が見つかるかと思います。

注文するとこんな感じの箱と一緒に届きました。

さっそく使い勝手をレビューしていきます。

どんな財布か?

”10年後のスタンダードというコンセプト”のアブラサスの薄い財布はGOOD DESIGN賞も受賞しており、とにかく小さくて薄くて機能的な財布です。

将来的にはどんどんキャッシュレス化が進んできますので、”これからのスタンダード”というのは有りえない話ではないですね。

中には、コイン・カード・お札を収納できます。

お札だけで薄い財布は普通なんですが、これの凄いところはコインもしっかり収納できるところです。ぶっちゃけお札とコインを分けるのはめちゃくちゃメンドくさいです。(実際にやった経験有り)

全部ひとまとめでこのサイズ感というのが素晴らしいところです。

僕が以前まで使っていたドンキの格安財布と比較。もともと薄い物が好きだったので、何も入れない状態だとそこまでの差はありませんが、中を入れていくと全然違います。

アブラサスの財布は革・小銭とカードなどが重ならないように設計されていますので中を入れてもそんなに厚みが変わらないのが特徴です。

中はこんな感じで使います。

お札が最大15枚、カード5枚、コイン15枚が最大で収納できます。
このコイン15枚の理由が面白いです。

500円1枚+100円4枚+50円1枚+10円4枚+5円1枚+1円4枚=15枚=999円!

というわけで、999円入るようになっており小銭を会計時にしっかり使って入ればこの15枚は超えることはないということなんですね。この本当に必要最低限の割り切った感じが個人的にツボでした。

お札は15枚入ればまず問題ないでしょう。
カードは5枚なので厳選する必要があります。公式ではこの薄い財布はポケットで持ち歩くことを推奨していて、頻繁に使う5枚は財布の中であとはカードケースとして鞄に入れておくことを推奨しています。

現に僕もそのように使っています。カードケースは無印良品のものです。

本当によく使うカード(免許証/スイカ/デビット&キャッシュカード/JCBプリペイドカード/Tカード)がこの選ばれし5枚です!
僕はコンビニはファミマと決めているのでTカードは必須です。

一ヶ月に一度使うか使わないかのカードを常に財布に入れて持ち歩くなんて無駄です。ポイントカードとか色々なカードを持ちすぎると余計な買い物もしてしまうので、そうしたことの防止にもなります。既に進んできた感覚はありますが店ごとにカードを持つのは非常に面倒くさいのでどんどん電子化を進めて欲しいですね。

お札スペースの裏には鍵を入れられる小さなスペースもあります。僕はまだ特に利用していませんが、鍵と財布とカードがあればこれだけでほぼ手ぶらで外出出来るというわけです。

薄い財布のデメリットは?

これだけで小ささと薄さを実現しているわけですから、もちろんそれなりに犠牲になっていることもあります。

向きを一定にして使う必要有り。

コインケースの部分を下に向けてしまうとコインが全て落ちますので、必ず上を向けて開ける必要があります。これはまあ不便なところの1つでしょう。ただコインの取り出しはむしろやりやすいのではないかと感じます。

コインとカードの枚数制限

前のところでも書いた通り、カードは5枚までしか入りません。ポイントカードとかを大量に扱う人であれば不便に感じるかもしれません。あとレビューでカードが落ちるというのがありました。確かに1枚だけ入れておくと落ちやすいような気もします。落下防止のためにも4−5枚は必ず入れておくというスタイルが必要になりそうです。

現時点で感じているデメリットは以上です。
この点が気にならないor我慢できるのであれば、この財布を使ってみる価値は多いにあるでしょう。

好きなポイント

そんなデメリットももちろんありますが、それよりもメリットが大きいと思ったので僕は購入しました!
個人的に決め手になったポイントを紹介します。

1つの中に全て収まる

マネークリップとかを利用して薄い財布を使うことも可能ですが、そうすると別にコインケースを用意しないといけません。個人的に別々にするのが嫌いなので、コイン含めて小さい財布を探していたところこの財布に行き着きました。

ポケットに入る

僕は常にバックパックにて移動なので、財布を出すのが割と面倒くさいところがあります。薄い財布ならジーンズのポケットでも収納できるので会計時はかなり楽ですね!

デザインとユニーク性

派手さよりも機能性を最重要視されたデザインは非常に僕の好みですし、周りで使っている人をまだ見たことがないので、珍しい(ユニーク性)を出すことも出来ます。

薄い財布シリーズ一覧

薄い財布にはいくつかのシリーズがありますので紹介しておきます。

スタンダード

僕はこの一番スタンダードのブルーカラーを購入しました。

左利き用

左利きの人はこちら。

最高級ブッテーロレザーシリーズ



値段は一番高いですが、レザーの質感、香りはやはり全然違いますね。

財布は最小化しましょう

以上、僕がハマっている財布の紹介でした。これからはどんどん物を持たない時代になってくるので、こうした極小財布は今後トレンドになっていくのではないでしょうか。

ただ良くも悪くも日本専用であると感じます。
もちろんこれはメリットでもあります。世界各国、紙幣やコインのサイズは異なりますので、日本製の財布は日本のお金に最適化されていると言えるでしょう。

逆にルイヴィトンなどの財布は世界中で売るため最も大きいサイズの紙幣に合わせる必要があり、少し小さめの日本の紙幣やコインでは無駄なスペースが出来てしまいます。

また発展途上国ではクレジット決済がまだまだ出来ないお店も多く、お釣りを持っていないケースもあるので意識的に小銭を多く持ち歩かないといけないこともあり、こうした極小財布は使いづらいでしょう。

こうした意味で、薄い財布は日本というニッチなマーケットを対象とした日本で使う分には最高のサイズ感である財布だと言えます。