【旅行は成長産業】アフターコロナの観光・旅行ビジネスを予想します

  • 2020年4月28日
  • 2020年4月28日
  • BUSINESS

どうも、マーティンです。

コロナによって観光業が壊滅的なダメージを受けている昨今ですが、当ブログもメインのトピックが観光のため、やはり収益にはダメージが出ています。(ただオンライン英会話だけは収益が伸びていますが)

そして今回のウイルスはただ一時的に訪れた嵐というわけではなく、去った後も社会に対して大きなインパクトを持ったものであると思います。働き方などその大きな事例のひとつですが、終わったあとも社会がどんどん変化していくでしょう。

そこでこの記事では私なりに、当ブログのメイントピックである「観光・旅行ビジネス」の今後について考えていきたいと思います。

これからの観光・旅行ビジネスを予想します

ビジネス旅行は衰退、バケーション旅行は成長

様々なホテル会社の倒産がニュースになっていますが、長期的に見ると、

・ビジネス旅行は衰退産業

・バケーション旅行は成長産業

であると考えています。

現状だけを考えると、東横インなどをはじめとするビジネスホテルはビジネスユーザーが中心のため比較的軽いダメージで済んでいると思われますが、長期的にはテレワーク化が進むため手を打たなければ未来は暗いかと。

知人と話した際も度々感じていましたが、日本は無駄な出張が多すぎです。経済不況に入ることでなるべく経費を抑えたいこともあり、今後は無駄な出張はどんどん減っていくでしょう。会議とかもズームで事足りるなということに気づいたはずです。ハンコも廃止する企業が続々と出てきました。

社員にも会社にも双方にメリットがあるテレワークは間違いなく推進されていきます。

というわけでビジネス旅行は間違いなく衰退していきます。

これはホテルだけの話ではなく、鉄道会社や航空会社にも大きな影響を与えます。特に新幹線とかはビジネスユーザーが非常に多いため、今後はどんどん一時的ではなくて根本的な減便の検討が必須です。

 

一方でバケーション旅行、いわゆる普通の旅行は成長産業であり、旅行者数は長期的に見ると増えていくだろうと予想します。

理由としては仕事で外に出なくなる分、プライベートで外に出たくなるからです。

自粛によって、普段まったくしていないようなジョギングを始めた人が沢山いるのはご存知でしょう。

日の光を浴びるのは健康上大切なことですし、仕事で外に出ないからといってずっと家に篭れるわけではありませんよね。逆に仕事で外をひたすら周っていたら休みくらい家でゆっくりしたいと思うことでしょう。

よって人は仕事で外に出る機会が減る分、プライベートでの外出がそれと反比例して増えていくでしょうから旅行者自体も増えていくだろうと予想しています。

ZOOM飲みとか家で楽しめる○○は一過性のもので、すぐに飽きがくるのではないでしょうか。

 

ちなみにこの理論で言えば、外食産業も悪くないことになります。

ただ地域の勢力図は変わっていくでしょう。自宅でのテレワーク後の娯楽なので、新宿のような大都会ではなく住宅地の飲食店に光が差しこみます。

しばらくは国内旅行がトレンドに

さて、長期的に見ると成長する可能性が高い旅行産業ですが、コロナ収束後のしばらくは国内旅行がトレンドになると思います。

それはもちろん不況による旅行者自身の予算的な問題もありますが、一時的に海外旅行の総合的な利便性が下がると考えられます。

・航空会社倒産or減便

・それによる航空券価格の上昇

・コロナによる漠然とした海外に対する恐怖感

主な理由はこんな感じでしょうか。

 

既に倒産した航空会社もありますし、全体で見ると確実に海外行きの便は少なくなります。

LCCがなくなったり便が減っていくと必然的に航空券の価格は上がって、海外旅行自体の時間的・金銭的コストが上がります。

 

とはいえ不況であるならば、国内の旅行先でお金を落とすのは悪い事ではありませんね。

というわけで情報の需要も増えますし、私もしばらくは国内のリゾート地を色々巡ってみようかなとか考えてます。

 

2−3月あたりでは海外旅行がキャンセルになった人が大量に沖縄に訪れたニュースがありますが、国内でありながら異国感を味わえる非常に強いアドバンテージを持ちます。今後は沖縄バブルがくるかもしれませんね・・・。

海外留学について

次は私がもともといた業界である海外留学(語学留学)について。

多分今は生徒ほぼ0人のかなり大変な状況であるはずです。ここは海外旅行と共通する部分ではありますが、経済不況と便が減ることでやはり直近は客足が減ることになるでしょう。

しかし国際化の波はもう止まりません。テレワーク化が進めば尚更です。企業としてもインターネットで仕事が完結するのであれば日本人よりもアジアの優秀な人材を安い賃金で雇ったほうが遥かに合理的です。

そうすると英語の必要性はさらに増していきます。

長期的には国際系のビジネスは成長産業でしょうか・・・?

 

 

というわけで、今後の観光・旅行ビジネスのトレンドあれこれを予想してみました。

ブログも需要のある有益な情報を届けないと意味がないので、方向性を色々考えています。

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