有馬温泉で1人1万円前後で素泊まりできる宿を知りたいです
この記事ではこのような疑問にお答えします。
お正月休みに有馬温泉まで行ってきました。
兵庫の有馬温泉にきています!三軒くらいはしご湯したかったのですが、成分が濃すぎて体力的に厳しそう… pic.twitter.com/Js6lqbKLrM
— マーティン・セキタ (@martinsekita) 2019年1月3日
僕は国内でも海外でも割と1人旅をしていることが多いのですが、1人だとツインやダブルとかで割高で泊まらないといけなかったり、予算的な面では不利なことが多いなーと思うことが多いのですが、有馬温泉に2018年にオープンした「小宿八多屋」はお一人様にもコスパの良いオススメできる宿でしたので紹介したいと思います。
ちなみに有馬温泉までのアクセスはこの記事で解説しています。
有馬温泉の宿事情
有馬温泉は温泉地としての規模もそこまで大きくなく徒歩で移動できる範囲でまとまっています。そのためかゲストハウスのような安宿は無く、けっこう価格帯の高い宿が多めです。特にハイシーズンなんかは一泊5万以上するようなところしか空いていないなんていう状況も多いそうです。
また有馬温泉は非常に歴史のある温泉でもあり、豊臣秀吉が通っていたことは有名ですが、記録的には西暦600年代から日本人に温泉地として楽しまれていたそうです。1000年以上の歴史があることになります。それゆえに老舗旅館も非常に多く、創業700年の旅館(兵衛向陽閣)もあるくらいで、滞在費はどうしても上がりがちです。
2018年にオープンした「小宿八多屋」
そんな中で立地も良く、1人部屋もあるのでリーズナブルに泊まれる宿がオープンしました。
食事は完全無しの素泊まりで時期によりますが安い時は1人部屋で1万円を切ります。有馬温泉で一泊1万切るところはなかなか無いので貴重な宿です。
今回僕が実際に泊まってきましたのでレポートしておきたいと思います。
立地が凄い
まずなんと言っても立地が良すぎです。写真右側の2階がホテル。みてわかる通り、メインの商店街に位置しています。下にはカフェや雑貨屋等の店舗が入っていました。このような歴史情緒溢れるところで泊まることができるのは良い体験です。
また昼間はけっこう観光客が多いエリアなのでうるさいのですが17時を過ぎると店は閉まって、日帰り観光客も帰路に付きますのでめちゃくちゃ静かになりますので夜寝る分には全く問題無かったです。この静まりかえった夜の観光地を歩くのがまた楽しいです。
温泉としては、外湯で有名な「金の湯」と「銀の湯」のちょうど間くらいに位置しており、アクセスは抜群。宿にも浴室は付いていますが、この2つの外湯も是非体験しておきたいところです。
部屋が最新設備過ぎる
2018年オープンということもあり、古民家風に見えますが中は超最新型。
商店街の反対側から2階へ上がると廊下はこんな感じになっています。
裏側の景色も悪くないです。
玄関と廊下はこんな感じ。完全に新築の香りがしてショールームに来ているような感覚。また僕は建築の仕事をしているためよくわかるのですが、建具とか水回りの設備とかどれも最新型でした。
部屋は和室+ベッドというスタイル。電気もLEDのリモコンで色々操作できる最新型です。外国人宿泊者も多いので、英語表記もしっかりされています。
ちなみにテレビは無しで、せっかく有馬に来たのだから有馬の町の音を楽しんでくださいという粋なメッセージが。全くの正論ですね。この立地で一泊1万切るという価格的にも、こうした設備を最低限に抑えることで実現しているのでしょう。
また部屋の窓の障子を開けると商店街を見下ろすことが出来ます。
内湯は上大坊を利用
この「八多屋」は道路向かいにある「上大坊」という旅館が経営しているようで、温泉はこちらの施設のものを利用する形になります。
館内は迷路みたいになっていますが、行けばご主人が案内してくれます。
金泉である天神源泉から最も近いお風呂だそうで、超濃厚でフレッシュな有馬温泉を楽しめます。浴室も歴史ある感じでかなり気に入りました。個人的には外湯の金の湯よりもこちらの源泉の方が好きでした。ちょっと葉っぱとかゴミが入っていて、それがまた源泉をそのまま流しているという感じが出てポイントアップです。温泉は自然のものなのであまりに綺麗過ぎると濾過かなんかしてない?ってちょっと疑ってしまいます。
また先ほどから紹介していますが、有馬温泉には魅力的な外湯も多いため、旅館だけでなく外の温泉も是非入ってみてください。
予約方法
公式サイトを見ても直での販売はしていないようです。
↓現時点ではAgodaが取り扱っていますので予約と空き状況の確認の際はご利用ください。
それでは有馬温泉でコスパ良く泊まれる宿を紹介しました。