セブからバコロドは通常飛行機で移動するのが主な手段となっていますが、安く済ませたい人にはバス移動という手段もあります。
今日はその方法を解説します。
セブからバコロドまでバスで行く方法を解説
バスと飛行機の比較
・値段(バス 500ペソ / 飛行機数千ペソ)
飛行機が1000-3000ペソ程度(時期による)のに対してバスであれば定額で500ペソでバコロドまで行くことが可能ですので、なんといっても魅力的なのは価格面です。スーツケースがある場合でもバスのトランクに無料でしまうことができるため荷物運搬代としてもかなり浮きます。
・時間(バス8-10時間 / 飛行機45分)
時間はもちろん数倍どころじゃなくかかりますね。一度船に乗るので船の約2時間もこれに含まれます。
飛行機の場合でも実際に飛んでいる時間は45分だとしても、空港までの移動や待ち時間などを含めると+3時間くらいはなんだかんだかかってしまうのではないでしょうか。
あとはバスだと夜行便もありますので、寝ているうちに到着出来るというメリットもあります。
・シート
飛行機の場合でも4列シートのプロペラ機になるので、シートの快適さや大きさはどっちもどっちだと言えるでしょう。僕が利用したバスは車内にトイレが付いていましたが、バスによって異なるようです。
バスのスケジュール
フィリピンのこういったスケジュールはすぐに変更になるため常に現地で確認するようにしてください。
参考までに2018/2時点でのスケジュールを載せておきます。
・Don Salvador経由(所要時間7-8時間 / 500ペソ)トレド港
2AM / 4:30AM / 7AM / 8:10AM / 9:50AM / 12:20PM / 1PM / 3PM / 6PM / 11:30PM・Escalante経由(所要時間9-10時間 / 520ペソ)タブエラン港
5AM / 8AM / 9AM / 11:30AM / 5:30PM / 9PM / 12MN
どちらも上記2つはルートの違います。目的地がバコロドであればDon Salvador経由の方が早く着くのでオススメです。
僕はDon Salvador経由の深夜2時の便を利用しました。深夜の方が渋滞が無いのでけっこうスイスイ進めます。
どちらもセブ市内の北バスターミナルから出ますが、Don Salvador経由はバコロド南ターミナル、Escalante経由はバコロド北ターミナルへ到着します。
実際に使ってみた!
まずは深夜1時くらいに出発してセブの北バスターミナルへ向かいます。
ここは本当に何度も使ってきましたが深夜にくるのは初めてですね・・・。ホームレスのような人が何人か寝ています。セブではよくある光景なので今さら驚きもありません。多分始発のバスを待っているのでしょう。
セブ島内のバスは最終便が9時とか10時くらいなので夜に走っているバスはいません。
そしてありました!バコロド行き!
僕がターミナルに着いたのは1:30頃。この時点で5割くらい、出発前には8−9割は埋まるくらいになっていましたので、確実に乗りたければ遅くても1:30には行ったほうがいいと思います。なお、このバスは定刻通りに出発します。
現地の人にはやはりバスが人気のよう。飛行機は高いのでしょう。規制ラッシュ時は長蛇の列ができて激混みになります。そういう時期は避けましょう。
出発してからは完全に爆睡。
起きたら港町のトレドに着いていました。深夜3〜4時頃です。昼間であれば3−4時間かかるところを1−2時間で着いてしまうので、やはり深夜は渋滞が無い分めちゃくちゃ早いですね。
ここでフェリーに乗り換えます。なお、フェリーの料金も500ペソに含まれていて自動的にチケットも貰えますので、特に何かする必要はありません。
バスごとフェリーに乗り込みます。僕らは指定の席へバスを降りて移動します。
席はこんな感じのベッド形式になっていました。普通の席かと思っていたのでちょっと嬉しい!
そして寝っ転がって・・・また爆睡笑。
船の所要時間は2時間程度です。海風が気持ち良くて一瞬で眠りにつきました。
起きたらネグロス島のサンカルロス港に着いて、朝日も出ていました。
新しい朝がきた〜〜って感じです。
ここからまた2−3時間程度のバス移動でバコロドへ到着します!
朝日が出たからかここからは目を覚まして、景色を眺めながら移動。
Don Salvador経由だと棚田とかけっこう良い景色を見ることが出来ます。Escalante経由はひたすら海沿いを走るルートなのでこれはこれで有りかもしれません。
そして午前の9時頃にバコロドの南バスターミナルへ到着。
まとめ
フィリピン生活が長いので、ハードルがかなり下がっている感もありますが、個人的にはけっこう快適な移動でした。途中乗り換えがあるので起こされてしまうのが難点ですが笑。
あとは夜行バスは時間を有効活用できるのもいいですね。日中起きながら8時間の移動となるとけっこうキツイかもしれません。