こんにちは、マーティンです。
年末年始の休みを利用してタイのプーケットに行ってきました。
でも年末年始の海外旅行って高いですよね。。
今回は可能な限り安く行ける方法を自分なりに調べて実践してみたので、その方法と体験談をこの記事としてシェアしておきたいと思います。ググってもあんまり使える方法が出なかったというのもあります。
ちなみに僕はツアーなどのパッケージ旅行を利用することはほぼなく、航空券もホテルも現地にことも全て自分で手配するスタイルなので、この記事はそういう人向きです。
ホテルに関してはホステルなどのバックパッカー系宿であれば年末年始でも全然格安で泊まれますので、問題無し。
記事では航空券の方について詳しく解説しています。
またこの記事でこれから紹介する方法は年末年始だけでなく、ゴールデンウィークや夏休みなどにも応用が可能ですよ。
年末年始に格安で海外旅行へ行く方法
まず大前提として日本は島国のため、海外へ行く方法は空路か海路、すなわち飛行機か船を使うしかありません。
柔軟に色々考えてみたのですが、ここだけは絶対に覆らない事実です。
それを踏まえて2通りの方法を紹介していきます。
成田・羽田以外の場所から飛ぶ
今回、僕がタイのプーケットへ行く際に利用したのがまさしくこの方法です。
僕は東京に住んでいるので最寄りの空港と言うともちろん成田か羽田になりますが、敢えて名古屋のセントレア空港から飛びました。
この記事を読んでいるあなたが東京近郊に住んでない場合も、別の国内の空港を比較検討してみましょう。
航空券の価格は時期や細かい条件にも寄りますが、特に旅行シーズン中は東京発の便が最も値段が高くなる傾向にあります。
今回利用した12月28日名古屋〜プーケット(中国経由)は約4万円ほど。同日で東京発ですと10万円前後はしました。(ちなみに日本からプーケットへの直行便は無い)
東京〜名古屋間の夜行バス約6,000円を足したとしても、名古屋を経由した方が全然安いです。
オススメの調べ方はスカイスキャナーを使って出発地を「日本全体」とする方法です。(範囲広!)
スカイスキャナー公式ページ:https://www.skyscanner.jp/
帰りの便を調べる時もこれを逆にすればいいだけです。
そうすると下画像のように、日本のどの地域から飛べばどの値段になるのかが一目でわかります。
この機能は便利過ぎます。直行便かどうかもすぐわかります。
これはなんでもない平日で調べていますが、ハイシーズンだとこの差はかなり顕著になってきます。
12/28の日本〜プーケット間はどこが一番安かったかは忘れてしまいましたが、東京〜名古屋間はバスで比較的リーズナブルに行けることから今回のような判断を降しました。
帰国したのは1/4でしたが、調べると何故かバンコク〜札幌間が約2万円程度で最も安かったです。
南国からの移動で寒さに耐えられなそうなのとバンコク〜東京が35,000円くらいだったので、普通に成田まで飛びましたが。。冬じゃなくて時間があれば札幌をちょっと観光して帰ってくるのも悪くなかったかもしれません。
というわけで選択肢を広げて、国内どこから飛べば最安なのかを一度調べてみましょう。思わぬ格安チケットが見つかることがあります。
なお、今回の著者の移動の詳細体験談は最後に紹介します。
船で海外へ行く
まだ実際に試してはいないのですが、今回の年末年始の旅で同時に検討していた方法がこちらです。
船は飛行機とは違って、基本的に定額の運賃になります。
ですので、満席になってしまうという懸念はありますが、年末年始であっても普段と変わらない料金で海外旅行することが可能です。
ただ”世界一周クルーズ”のようなものを除いて、日本から船で行ける海外の国はかなり限られています。
ルートは下記。
ロシア | 境港(島根県)〜ウラジオストク(ロシア) |
稚内(北海道)〜コルサコフ(ロシア) | |
韓国 | 境港(島根県)〜東海(韓国) |
下関(山口県)〜釜山(韓国) | |
大阪(大阪府)〜釜山(韓国) | |
博多(福岡県)〜釜山(韓国) | |
中国 | 大阪(大阪府)〜上海(中国) |
神戸(兵庫県)〜上海(中国) |
そう、日本から船で行ける国はロシア、韓国、中国の3つの国だけです。
デメリットとしては、移動時間がかなりかかりますので時間の限られたサラリーマンの旅行には向きません(大阪〜中国間は50時間もかかる)。
しかし福岡〜釜山間は高速船が出ており3時間で行けるのでけっこう使えそうです。値段は片道4,900円から。
あとこれも調べていてわかったのですが、年末年始であっても韓国〜タイのように、海外から海外の航空券ってそんなに値上がりしてないんですよね。あくまで日本〜海外っていうのがとにかく割高になっている印象。
少ない休みにこぞって旅行する文化が、チケット価格の高騰を招いているのでしょうか?
ですので、一旦船で海外まで出ちゃえればあとは安く移動できる可能性が高いです。
東京〜プーケット移動の体験談
それでは最後に最寄りでない空港からの航空券の方法を利用した僕の移動体験談を紹介します。
最寄りの空港から出ない分、移動は少々ハードにはなりますがそれでも使って良かったなと感じています。
12/27(23:55 東京〜6:25 名古屋)
まずは仕事終わりの夜行バスで名古屋まで移動です。久々の夜行バスでウキウキ。写真は浜松SA。
旅に出る時ってけっこうアドレナリン出るので、行きは少々ハードな移動でも平気ですね。
値段はハイシーズンで片道約6,000円と夜行バスとしては比較的高価でした。普通の平日なら2,500円くらいで行けますからね。ちなみにバスは4列シートでトイレ無しの最もグレードが低いモデルです。
それでも新幹線で行くよりは安いとのことで、バスでの移動に決定。(新幹線は自由席で10,560円)
2回の休憩後に問題無く名古屋駅へ到着。
普通電車で約1時間かけてセントレア空港へ向かいます。
12/28(8:00~11:50 空港にて待ち時間)
名古屋に限らず、日本国内からプーケットへの直行便は現時点でありません。そうなると最も定番ルートになるのはバンコク経由での国内便でしょう。年末年始などの特殊シーズンを除けば値段的にもこれが一番安いはずです。
今回のケースは中国の杭州というところを経由していきますのでセントレアにて最初の便待ちです。
こういうスタイルの旅では例えばバスが渋滞で1時間遅れたりする可能性もなくはないので飛行機の時間とかも多少は余裕を見といた方がいいです。
11:50分の便でチェックインが10時とすると約2時間の余裕があります。いつもこのくらいは見ているかなーという感じ。空港内で食事とかカフェを楽しみたいという理由もありますが。。
セントレアは羽田空港とよく似た作りでした。羽田を一回り小さくした感じでしょうか。
朝早くでも開いてる飲食店やフードコートもあるので、名古屋スタイルの朝食とコーヒーを頂きました。
12/28(11:50~14:20 名古屋〜杭州)
長龍航空という中国の航空会社の便で移動です。
LCCではないので短いフライトですが食事が出ました。
チキンライスと言われて出てきたのがこちら。
チキンよりも圧倒的に野菜多めのチキンライスでした。あと謎のソースが激辛なので注意!
特に遅れることもなく杭州へ到着。
12/28(14:20~19:00 杭州空港にて待ち時間)
こちらも17時をチェックインとすると、2時間半ほどの余裕があります。
別航空会社で乗り換えの保証とかがない場合は、中国はわかりませんが、国によっては遅延多発の空港とかもあるので最低でもこのくらいは見といた方がいいかと思います。
市街地に出るほどの時間はありませんでしたが、空港内で中華料理でも楽しもうかなと思っていたので一旦入国します。中国へ入国するのはこれがなんだかんだ初めてです。
空港から出ると周りは何もなかったので、空港内にいることを決意。なかはそこそこ大きくて店も多いです。
適当に入ったファーストフード系レストランで食べた餃子が激ウマでした。中華料理最高・・・。
空港内にはマクドナルドやスターバックスなどの定番チェーン店もありますので安心です。
12/28(19:00~23:00 杭州〜プーケット)
さて、本日最後にして最大の移動です。
こちらではタイ発LCCのタイライオンエアを利用。もちろん飯はオプションで付けないとありません。
ぶっちゃけ空港のレストランで食べる方が安くて美味いので、LCCで飯をつけるメリットはあまりないと思っています。
こちらも遅延無しで到着。
年末年始ということもあり、プーケットのイミグレーションはかなり混んでいました。(西洋人がめっちゃ多い)
日本から直行便がないリゾート地ということで、日本人はかなり少数派になりますね。
12/29(1:00 プーケット市内のホテルに到着)
空港からプーケット中心部のパトンビーチエリアはタクシーで約30~60分程度です。
翌日1時頃、ついに最終目的地へ到着です。
東京発の夜行バスから入れると丸々1日という長い長い移動でした。。。
ただ移動時間はほぼほぼ寝ていたので、そんなに疲れたという感覚はなかったです。冒頭でも書きましたが、これから旅が始まる高揚感の方が大きかったですね。
最後に「またこの方法を使うか?」と聞かれたら答えはイエスです。
セントレアで名古屋モーニング食べたり、中国で餃子食べたり、そういった道中での楽しみもありますしそういう面が楽しめる人であれば全然苦にはならないでしょう。
ただ僕の場合、帰りは直行便でさくっと帰りたい派です。。
まとめ
というわけで、ハイシーズンでも海外に安く行ける2つの方法と僕の体験談をシェアしました。
しかし比較的安く行けるけれど、普段の平日と比べるとそれでもやはり高いです。
なんでもない平日ならタイだと2万円くらいで行けちゃうので、バス代含めると2倍くらいはかかっています。
それでも限られた休みの中で可能な限り安く行く方法を探してここに行き着きました。
こうして記事ネタとしてシェアも出来るし、結果的には良かったですね。
▽旅の写真はインスタグラムにて随時更新中です!
https://www.instagram.com/martin___travel/