2019年5月、都内でも屈指の大都市である新宿に本格的な温泉宿「由縁」がオープンしました。
大都会の新宿×大人な雰囲気の温泉旅館
このいびつな組み合わせに完全に心を奪われました。
しかし僕はそもそも都内に住んでいるのでわざわざ都内でホテルに泊まるのはバカバカしいのでは?
と思って一度は懸念していたのですが、新幹線に乗ったりわざわざお金と時間をかけて移動しなくても、都内で本格的な温泉旅行を楽しめるのであればむしろお得なんじゃね・・・?と思いはじめて・・・
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これから都内23区で本格的な温泉宿を週末で宿泊して巡ります。
今週末さっそく新宿の「温泉旅館 由縁」を予約完了。
土曜日17時に仕事を終えてから向かい、チェックインして温泉旅行を楽しみます。
都内でも異世界感を味わえそうなのでこんなスタイルもありなのでは。— マーティン・セキタ (@martinsekita) 2019年7月9日
行ってきましたー!!
感動を忘れないうちにレポートとして記事にしておきたいと思います。
今現在、この温泉に関心があったりするあなた、都内でも本格的な温泉旅行気分を味わいたいというあなたは是非ご覧ください。
【都内で温泉宿】新宿にある温泉旅館由縁に泊まってみたレポート
チェックイン
さてまずはチェックインです。
ちなみに予約時は3連休の土曜日〜日曜日ということもありほぼ満室。たまたま部屋が空いていたようで滑り込みです。
ちなみに1人1泊の食事無しで15,000円。
平日とか安い時だと1万切るくらいでしょう。
食事は後で紹介しますが館内に和食レストランがあるのでそこで食べれます。
それでは17時に仕事を終えて、そのまま電車で新宿に向かいます。
JR新宿駅からだと15~20分くらい歩きます。東新宿に向かう途中って感じ。
そしてホテル前に到着。入り口はこんな感じ。
こんな純和風な建物が急に現れます。まったく新宿らしさがありません。
(ちなみに真ん前にセブンイレブンがあるので便利)
この玄関も驚きですが、これiPhoneで撮っただけなんですけど、綺麗に撮れすぎててそれも驚きです。
カメラはほんとにiPhoneで充分ですね。
ちなみに後ろに見える高いタワーが客室で18階建てとなります。
入り口とレストラン部分のみが平屋の造りになっています。
門をくぐるとこれまたカッコいい和風のアプローチが。
この道を通り終わる頃には、東京の新宿にいるということを忘れてしまいます。
こちらがフロント前のラウンジ。建物の中もとにかく綺麗です。
この和風ベンチは、間接照明と脚部分が鏡張りになっているためまるで浮いているように見えます。
家具1つ1つにもこだわりを感じます。
宿泊部屋
それではチェックインして部屋に入ります。
僕は一番グレードの低い部屋だったということもありますが、部屋自体は小さいです。
場所が新宿ですし部屋の広さにはまったく期待していないため問題無し。
部屋は靴を脱いで上がる日本式で床は琉球畳敷きの仕様になっています。
机とベッドも低めのものを使っているようで、目線を下げる日本の伝統的な床座式を意識した形になっているなーと感じます。
僕の本職が建築の内装なのでついつい細かい所まで色々見てしまいますね・・・。
ダブルベッド。
そのすぐ奥は窓になっています。僕は2階だったためシートで目隠しされていましたが、上階になるとここから新宿の夜景が見れるようです。オススメはやはり上の階ですね。
温泉
この旅館の特徴は何と言っても屋上にある露天風呂です!
これに入りたくて泊まったと言っても過言ではありません。ちなみに宿泊者のみ入浴できます。
お風呂は最上階である18階にあり、新宿の景色を一望できます。
中は撮影禁止なので公式から写真を借りるとこんな感じ。
周りからの目隠しはありますが目線レベルが空いているので景色は問題なく見れます。
これの革新的なところは「都会の絶景露天風呂」である点だと思います。
通常、絶景露天風呂というと山だとか森だとか自然の景色であるケースがほとんどですが、由縁のケースでは大都会です。
これって今までに無かったんじゃないかなーと思います。
新宿を見下ろして入る温泉はなかなか格別ですよ。
ちなみに、ここでは温泉は出ていないんですが箱根から運んできているようです。ちょっと塩素っぽかったり、温泉も新鮮さには欠けましたがそれでもこの露天風呂に入る価値は多いにありますね。
お風呂の入り口には休憩所も。もちろんここからの景色も良いです。
あと夜の時間帯であればアイスキャンディーが無料で食べられます。
お風呂上がりのアイス・・・圧倒的美味・・・!!
食事
最後に食事面です。
館内に和食レストランを併設していますが、宿泊料金には含まれておらず食べたい人は食べてねというスタイル。
(宿泊しない人もレストランは利用できます)
値段はまあそこそこします。
・朝食:1,800円
・昼食:1,500~2,500円
・夕食コース:4,950円、6,600円、8,800円
・夕食アラカルト:800円〜
僕は朝食だけ食べました。
夕飯も食べたかったですがちょっと予算オーバー・・・。
朝食は1,800円でドリンクバー+お膳というスタイル。
後ろの緑の箱が2段になっていて、その中にも色々入っていますがメインは魚料理のようです。
魚はもちろん味噌汁までも濃厚な赤味噌で美味しかったですし、1,800円の価値があるかと。安い居酒屋で3,000円消費するよりもよっぽど利口なお金の使い方です。
あとは僕は夕食を食べてからホテルにチェックインしましたが、なるべく宿から出ないで過ごすためにも館内レストランの利用を推奨します。ディズニーとかと同じで宿内部は独特な世界観があるので、外に出ると現実に戻ります笑。
全体の感想
決して安くはないけれども、満足のできるステイができました。
ひとつ残念な点を挙げるとすれば、パブリックスペースが少なすぎるところでしょうか。
もちろん土地の高い新宿なので当たり前なのですが、ラウンジとかも小さいしあんまり長居したり寛げる感じではなく、居場所は自室がメインになります。
僕はラウンジとかで仕事をするのが好きなので、そういう点では残念でしたかね。まあそれがあってのあの価格の実現なので、もちろん文句を言う気はさらさらありません。
とはいえ都内であっても本格的な温泉旅行の気分が充分味わえました。温泉旅行には行きたいんだけど、なかなか時間が・・・という方は是非試してみるといいでしょう。もちろん東京へ旅行にくる人にもオススメできる宿です。
お客さんには外国人が半分くらいいた印象。純和風な感じで立地の良い新宿なので、ウケるのは間違いないでしょう。
敢えて都内で泊まるスタイルの旅
最後に、今回、自分の中で実験的にやってみたのがこの「敢えて都内で泊まる」というスタイルです。
たまに自宅以外のところに泊まると新鮮な気持ちが味わえます。それは都内のホテルであってもです。
冒頭でも書きましたが、移動にお金も時間も使わないので旅行としてのコスパは高いですし、以外とアリだなーと感じました。
宿の部屋では読書とか仕事をしていましたが、今までには無いアイディアが浮かんだりしたのは新鮮な場所だったということもあるのかもしれません。
これからも都内の温泉宿を中心にこんな感じのスタイルの旅行を続けてやってみようと思います。
その時はまたレポートしますので!