宝川温泉日帰り利用完全ガイド【公共機関アクセス】

  • 2018年8月16日
  • 2019年10月6日
  • 国内

ロンリープラネットで日本の温泉ナンバーワンになったり、最近何かと目にする機会が多くなってきた群馬県の宝川温泉ですがついに行ってきました!
いつもの通り公共交通機関のみを使って旅しておりますが、宝川温泉はマイカー無しだと少し大変な場所にあり、これから行く人に役立てばと思い記事にまとめることにしました!

拠点は高崎駅がオススメ

私の場合は、東京からまず長野へ行きそこからの移動でしたが、まあ色々なところから来る人がいると思います。
公共交通機関のみを利用しての訪問を考えている場合はまずJRの高崎駅を目指しましょう。

宝川温泉は泊まると安い部屋でも2−3万くらいしてしまうので、なるべく費用を抑えたい場合は宿泊も高崎駅周辺にするのも有りです。(現に僕がそうしました)
安いと4000円代でビジネスホテルに泊まれます。

日帰り利用の場合は時間も最大17時までと早いので、前日に高崎入りして翌日朝に宝川温泉を目指すスケジュールが無理がなく良いでしょう。温泉の夜の景色を楽しめるのは泊まった者だけということですね!うーん次回は泊まりたいところ。

高崎駅から水上駅へ

そして高崎駅からJR上越線で最寄りの電車駅である水上駅へ向かいます。ちなみに水上駅はSuicaが使えます(途中駅は使用不可)。
片道:約1時間、970円

あとでバスの話をしますが、水上駅ー宝川温泉間のバスの本数が非常に少ないため事前にバスの時間を決めて、電車もそれに合わせて必ず時間を確認して乗るようにしましょう。

また宝川温泉宿が独自に運行しているシャトルもあります。(日帰り温泉では利用不可)
宿泊する場合はこの駅まで付いてあとはシャトルに乗せてもらいましょう。(公式サイトから事前予約必須)

日帰り組はお得チケットを買おう

水上駅に着いたらバスに乗る前に[みなかみ観光案内所]へ寄りましょう。

駅を出て目の前にあるのですぐ見つかるはずです。
ここで往復バスと温泉日帰り入浴券のお得チケットが販売されています。

通常ですとバス往復2,500円+入浴料1,500=4,000円かかるところ2,900円で購入できるためかなりお得です。
それにしても地方のバス&電車は本当に高いですよね・・・。九州でもけっこう高く感じましたし、交通費だけは東京が一番安いと思います。

チケットはこんな感じ。帰りまで使うので無くさないように注意!

ちなみにチケットは高崎では買えないため、当日にここで買うしかないでしょう(なぜか東京のオフィスでは売ってる)

バスで宝川温泉まで

チケットが買えたら駅横にある4番乗り場でバスを待ちましょう。
以下が時刻表です。

左が駅から温泉、右が帰りのスケジュールです。なんと1日6本のみ!一本逃したら大惨事です。
温泉が17時までということと帰りが最終便でも16時台ということを考えると遅くても12:00のものには乗りたいところ。
ちなみに[宝川温泉]が温泉目の前で降りれるバス停です。宝川入り口の場合は15分ほど歩くようですので、極力温泉まで直行してくれる便がオススメ。

僕の場合は(行き→10:49 / 帰り→14:52)の便を利用しました。どちらも温泉前まで行く便なので楽でしたし、滞在時間的にもちょっと余裕があるくらいでちょうど良かったです。

温泉前のバス停。最悪終バスを逃したら、タクシーを呼んでもらうしかないですね〜。

駅周辺情報

バス待ちである程度空き時間が発生することもあると思います。そんな人に役立つ駅周辺情報です。

お店が集まっているのは駅真ん前のエリア。お土産屋数店舗と、飲食店2−3店舗、喫茶店が1店舗といった感じ。何か温泉で美味しいもの食べようかなーと思っていたのですが、日帰り客用の食堂のクオリティがあまり宜しくなかったため、こっちで食べた方がまだ良かったかもしれません笑。

また徒歩5分くらいで利根川に出ることも出来ます。非常に景色が良いし、下に降りて水にも入れるのでけっこうオススメ。1人旅じゃなかったら川に入ってはしゃぎたかったですね・・・!!

というわけでわりと見れる場所も周辺にはあるので、僕の場合は1時間くらい待ち時間があったのですが特に苦にはならずむしろ楽しめました。

温泉情報

時間:9:00-17:00(最終受付は16:00) レストランは10:00-15:30
料金:大人1,500円 / 小学生1,000円 / 未就学児無料
レンタル:バスタオル100円 / 湯浴み600円 / フェイスタオル200円(購入)

バスで宝川温泉駅まで行ければ降りてすぐのところが受付です。
チケットがある場合はここで見せてそのまま入場。ちなみに通常の入場料は1,500円で4時間まで滞在可能です。

なおタオルはレンタルも可(100円)なので自分で持っていかなくても大丈夫です。

日本一の露天風呂として高名な宝川温泉の露天風呂は4つあり、3つが混浴で1つが女性専用です。また内風呂も男女1つずつあります。
女性の場合は湯浴みをレンタル(600円)できるので、感覚的には水着混浴に近いですね。男性はバスタオルを巻いて入浴するような張り紙もありますが、実際に巻いてる人は若い人が多い印象笑。

温泉では不潔だからという理由でタオルを湯に入れるのが禁止されているところがほとんどですが、科学的に言うとまったくのデマであり、タオルよりお湯の方がよっぽど汚いくらいです。こういう根拠の無い無意味なルールは早く廃止するべきと思います。

公式サイトより

映画テルマエロマエの撮影でも使用されたこちらの露天風呂。景色は本当に素晴らしかったです。夏も緑とのコントラストが綺麗ですが、どちらかと言えば冬がいいのかもしれません。

まとめ

以上、これから自力で行くための人の参考になればと思います!

アクセスは悪いですが、その分大自然に囲まれた素晴らしい温泉でした。