突然ですがあなたが今いる場所はあなたにとって最高の居場所と言えますか?
はいと言える人、いいえと言う人、わからないという人にもこの記事はもしかしたら役に立つかもしれません。
ちなみに僕は自分にとっての最高の居場所を見つけました。その過程でどのように行動していけばそれに出会えるかということも、ある程度はわかってきたように思います。
ですので、その方法と自分の体験談をこの記事にてシェアしていきます。
自分にとって最高の居場所を見つける方法
基本的には以下2つの方法を繰り返すことによって、自分にとって最高の居場所を見つけることができると思います。
・色んな場所を訪れて、色んな経験をして人生の選択肢を増やす
・言語の壁を取り除く
それでは、それぞれを詳しく解説していきます。
人生の選択肢を増やすこと
まずは自分が本当に好きなものが何なのかを知ることが必要です。
しかし知らないものは選ぶことができません。そのため、まずは自分の中の選択肢を増やすことが大事だと思います。
「日本は治安も良いし、ご飯も美味しいから自分には日本が一番です」
僕は以前までこう考えていました。しかし今から思うと、この時は海外と言えば韓国くらいしか行ったことがなく日本or韓国という2択のみで出した答えだなと感じます。世界には196の国があり、地域によっても生活は異なるため2択というのは本当に狭い選択肢です。
また日本から出たことがないような食わず嫌い派もいるのではないでしょうか。もちろん沢山の選択肢の中から日本を選べたならばそれは素晴らしいことですが、選択肢が無い中で決めつけていないでしょうか。
色んな国に行ってみよう
選択肢を増やすのに手っ取り早いのは、様々な国へ行って新しいライフスタイルや価値観に出会うことです。
僕が東南アジアを一周した時に大きく自分の中の人生観が変わったことを記憶していますが、当然それぞれの国々の人たちや文化に出会ったことが大きいのですが、同じ日本人でも海外で出会う人には様々なバックグラウンドを持った面白い人が多く、大きな刺激を受けました。
当たり前ですが日本人とタイ人の生活は大きく違います。また”日本に住む日本人”と”タイに住む日本人”、これも大きく違ってくるのです。同じ日本人でも国や仕事が違えばまったく違うライフスタイルを持っています。
ぶっちゃけメディアとか本の情報だけでは自分ごとに感じられないので、実際に行ってみないと最終的に自分に合ってるか否かはわからないと思います。僕の場合も温泉やお風呂が大好きだったので、これだけ考えると日本が最高なんですが、これだけ風呂好きでもいざ海外に住んでみると無いなら無いで大丈夫と思ってしまいました。
今までの当たり前とか価値観とかはすぐ崩れるものであると認識するのが大切です。そもそも飛行機にのって空港へ降りた瞬間に、日本の常識は通用しない場所です。
言語の壁を乗り越える
海外移住とか就職を検討していくと大きな壁に当たります。それが言語の問題です。
上記の行動を繰り返すことで選択肢が増えていったとしてもこの言語の部分が大きなハードルになってくるはずです。
しかしその壁を乗り越えたならば、選択肢が大きく広がってまったく違った人生になりますよ。
詳しくはこの記事に書きましたが、英語ができるようになると人生が大きく変わります。あらゆる面で選択肢が倍々に増えていきます。
今から英語なんて、と思うと気が遠くなるような気もしますが、
その気になれば半年で現地生活できるレベルの最低限の会話力は身に付きます。それで人生変わるなら安いもんだと僕は思いますが。
自分の中の例を挙げると、この前オーストラリアに行きました。僕は海外就職経験も有り、英語もある程度はできますのでオーストラリアでも仕事を見つけることは出来ると思いますので選択肢として僕の中に存在することになります。
さらにオーストラリアは給料が日本よりも高く、それでいて残業が無く長期休暇も取りやすいです。この事実に直面した時に、ぶっちゃけ自分が日本で働く意味が見出せなくなってしまいました。日本で働くのは大変だけど給料は高いからいいよね・・・となればまだ納得できるのですが、給料額ですらオーストラリアの方が上です。
このようにやりたい事とか好きな事みたいな綺麗ごとではなくて、お金やより良い生活などの現実的なことを求めていたとしても、外国の方がベターなんて現象が起きます。
また途上国も我々の想像以上に成長しています。
経済界でビッグマック指数という指標があります。これは有名なマクドナルドのビッグマックの値段を比較して、各国の物価や経済成長を比べるものです。
2019年のデータでは日本は23位。上にはヨーロッパや英語圏の国々が多く並んでいますが、なんと今まで途上国だと思っていたタイやコロンビアが日本よりも上位にきています。
もちろん平均給与で言うと日本の方が全然上なのですが、アジア諸国の追い上げは凄いです。私たちが思っている以上に成長しています。
こうしたことを目の当たりにすると日本で働いて日本円だけを稼ぐことに、僕は少なからずリスクを感じています。
方法はシンプル
以上のように、色んな世界を見て、そして勉強して自分の中の選択肢を増やしていきましょう。するとその中で自分が好きな場所とかライフスタイルが見えてくると思います。とにかく沢山の試行錯誤をすることです。
人生の選択肢は多ければ多いほど良いです。そのためには経験とスキルも重要です。
また今回は住む場所をメイントピックとして挙げていましたが、職種とかでも同様のことが言えると思います。イチローのように同じもの一筋で生きることが美徳とされているところはありますが、全員がそうである必要はないと思います。
また大学の専攻とかそういうものにこだわる必要もないと思っています。
向いてないとか、面白くないと感じたら積極的に職種は変えましょう。日本から出たことが無い人と同じで、ひとつの仕事しかしたことがない人は比較対象がないので、それが本当に自分に向いているのか、好きなのかわからないはずです。
誰かの動画か本か何かで見た記憶があるのですが、
・看護師歴5年「看護師は良い仕事です」
・看護師歴1年、事務歴2年、営業歴2年「看護師は良い仕事です」
これだとどちらの言ってることがより正しいと思いますか?
直感的に選ぶと5年やってる人の方を選びがちですが、論理的に考えると5年間同じ仕事しかしていない人は比較対象がないためそれが他の仕事と比べて良いのか悪いのかわかるはずがありません。
答えは後者です。
比較対象・選択肢を持つことの大切さが伝わればと思います。
僕にとっての最高の場所
タイトルに僕は見つけました、と入れているので僕にとっての最高の場所を紹介しておきたいと思います。
それはズバリ南国です。
僕自身、東南アジアへバックパック旅をしたり、フィリピンのセブ島に3年間住んだりしていたのでもともと南国が好きなことは自分でもわかっていました。
しかしそれを確信したのはこの前のオーストラリア旅行です。
メルボルンにて1週間の短期留学をしました。メルボルンは一番南に位置しており、オーストラリアの中では寒い地域であり日本でいうと東北みたいな感じでしょう。世界一住みやすい都市と言われている通り確かに非常に良い街でした。しかし長期的に住みたいとまでは思えませんでした。
帰りは飛行機の値段の関係で、国内線でケアンズを経由することに、せっかくなので一泊してきました。
その時のツイートがこちら。
ケアンズの空港を降りた途端、空気と風の南国感がハンパない。
なんか懐かしい感じだし、やっぱりこの空気感が好きなのかも… pic.twitter.com/dnXE6dLn70— マーティン・セキタ (@martinsekita) 2019年4月12日
実はケアンズがどんな地域なのかまったく知らなかったのですが、空港を出た瞬間の南国の空気感にやられました。
瞬間的に「ここ大好きだ」という感覚と、体がどんどん元気になっていく感覚を覚えました。(メルボルンにいる時はなんかずっと体がだるかった泣)
南国にきたのは1年ぶりくらいですが、セブ生活のあとに改めて日本で暮らしたからこそ実感できたことでもあると思います。
翌日は早起きして海辺の道を散歩。この時間もたまらない。
偶然ではありましたがこのケアンズ滞在で、自分の本当に好きな場所を知ることができました。
それは海と自然が綺麗で、人が陽気に暮らしている南国です。言われてみるとセブもまさにそんな場所でしたね。
同時に、また南国に移住するという決意をすることも出来ました。オーストラリア旅行自体かなりなんとなくで決めたところはあるんですが、大きな意味のある滞在になったなーと感じます。
現在僕は、自分が理想とするライフスタイルの実現に向けて動き出しています。
まとめ
以上、自分にとって最高の居場所を見つける方法と自分の体験談について紹介しました。
ぶっちゃけ僕が訪れたことがある国はまだ10数カ国です。
世界には196の国があることを考えるとまだまだ知らない場所だらけで、まだ自分にとっての最高はどこかに眠っているのかもしれません。もし何か新しいものを見つけてしまった時はまたそっちに向かって動くんだと思います。
この記事がキッカケで英語学習とか海外旅行に興味を持ってもらえたら幸いです。
▼英語学習に関して記事を沢山書いていますのでもし興味を持ったらご覧ください。