フィリピンの農家訪問記

※本記事は2016年3月に某無料ブログにて書いたものを加筆修正したものです。

第二回は山岳地で農業、畜産業をしながら住む人々を紹介します。

場所は以前の記事[]と同じくボホール島のタリボンという町です。こちらの場所には町中から南の山岳地へバイクで20〜30分走った場所に位置しておりザ田舎といった風景。周りはほんとに何もないです!電気や水道も通っていません。

超ど田舎、農家の家

建物もまばらにあるだけで、人だらけのフィリピンでは珍しく、まったく人気を感じない場所です笑。

そして、今回こちらの家に一日泊めて頂きました。

家というか小屋といった方がしっくりくるかもしれません。手前がダイニングテーブル、奥がキッチンとなっています。手前左が唯一部屋らしい部屋です。寝る時にはこちらの部屋を使わせてもらいました。昼間はかなり暑いのですが、山岳地のため夜はなかなか冷えましたね。フィリピンでは久しぶりに毛布にくるまって寝ました。インターネットはまったく繋がらなく、テレビも置いてありませんでした。農地はここから少し離れた場所にあり、仕事時はバイクで向かうそうです。

次に、フィリピン人友人の祖父母の家がこの近くにあるということでそちらにも行ってきました。建物はフィリピンの伝統的な様式であるニパハットです。

家の外観。かなり歴史を感じます。
家の裏側。台風による被害が残っている。

崩れている部分は台風による被害だそうです。こちらに住んでいる祖父母は年齢90歳前後。ここまで高齢のフィリピン人とは初めて出会いました。おじいさんは90を越えていますが、薪を割っていたり、家畜の世話をしていたりと、なかなか元気だったなという印象です。ビヤサ語で話しかけましたが、唯一意思疎通がはかれたのが、「腰が痛い」でした。

またこの建物、築年数も祖父母の年齢と同じくらいだそうです。後から継ぎ足した部分もありますが、最古の部分は約80年も建っていることになります。

内観。木材と竹でできています。
床も木材でしっかり組まれていますね。
食料庫のようなところ。通気性が良い。
調理場

中はこんな感じです。風が通って涼しいのかな?と思っていたら、中はかなり蒸し暑く、昼間は外の木陰の方が涼しいですね。また中には米のストックも大量にありました。ここで取れたものは、子供や親戚にあげているようです。紙幣による稼ぎこと少ないものの生きるのに必要な衣食住という観点で見ると特に不自由していなさそうです。

家畜たち

家の周りには家畜も沢山いました。

家畜の牛さん。牛は農業の仕事でも必須な存在です。
乳を飲みまくる子豚たち。
豚はかなり臆病なのでこれでもかなり頑張りました。

牛、豚、ヤギ、鶏がいました。動物に囲まれた生活というのは東京出身の僕的にはけっこう憧れます。

そして子豚はカワイイですね・・・。豚は一度で10匹程度産まれるそうです。生後3〜4ヶ月ほどで売りに出されて、一匹2〜3000ペソで取引されます。このくらいの時期が一番肉としては美味しいそう。大人になってしまうと固くなり食用としては売りづらくなります。僕らが普段食べているレチョンは生後1〜4ヶ月あたりが多いそうです。一匹豚持って帰りなよ、と勧められましたが、寮で飼ったら苦情殺到なのでお断りしました笑。

バナナを始めとする果物も沢山ありました。

彼らの生活は、フィリピン恒例のとにかく人に囲まれた生活ではなく、ザ田舎でのんびりといった暮らしでした。農業を営む両親はもう高齢のため、息子たちが仕事の忙しくない時期に手伝いにきているそうです。

この家のように、家族の中で1人でも農業をきっちりやっている人がいると一族全体としての暮らしの安定度が高まるなあと感じました。一族全員で農業をしていると、台風等で農業になんらかのダメージがあった場合危ないです。逆に、全員がサラリーマンだと世界経済の影響を直で受けて、それも不安定と言えます。この家族のように、一族の中で生産業に勤しむ人がいて、一方で会社員として企業で働く人もいる。仕事が多様だとリスクが分散出来て、一方に何かあった時即座に対応しやすい環境であると言えます。家族の中でも多様性こそが持続性なのですね。

僕もお金はしっかり稼ぎたいと思いますが、こうして自分で自分の必要なものを作れるようにもなりたいですね!

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