またそれを比較したいです。
この記事ではこのような疑問にお答えします。
この前、日本帰国に備えて大量の荷物をEMS(国営郵便)とDHL(民間業者)でフィリピンから日本へ郵送しました。
フィリピンから発送するのは大きく分けて国営のEMSを利用するか、その他の民間業者を利用するかの2択となります。
今回、民間の方ではドイツの会社であるDHLを利用しましたが、それぞれ方法・特徴を紹介しておきたいと思います。
また僕はセブ島に在住しているため基本的にはセブ島在住者向けの情報となります。
料金等はどの島からかによって変わる可能性が高いですが、発送のプロセスは基本的に同じだと思いますので参考にしてもらえればと思います。
▼日本からフィリピンへ荷物を送りたい人はこちらをどうぞ
日本からフィリピンにいる知人に荷物を送りたいです。そもそもどんな方法があるのかと、自分が送る物に最適なサービスがどれかわかるとさらに嬉しいです。 この記事ではこのような疑問にお答えします。 ちなみにこの記事を書い[…]
フィリピンから日本へ荷物を送る方法(EMSとDHL)
EMS(国営郵便)で送る場合
まずは国営であるEMSからです。フィリピンで国営とか・・・ということで若干の心配はありますが、EMSであれば追跡番号がもらえて日本の郵便局のホームページから状況を随時確認できますので、ほぼほぼ安全と言えます。
特徴としては民間で送るよりも送料が比較的安くなることです。
郵便局の場所
セブシティでの場所を紹介しておくとプラザインディペンデンスとポートサンペドロ近くにある郵便局です。
昔は日本→フィリピンの荷物も家まで届けてくれなかったので、ここまで取りに来ないといけませんでしたね。。。(今は家の住所まで持って来てくれる)
この記事を見てる人はタクシーで行く人が多いかと思いますが、知らないドライバーはいないので、簡単に見つけられるでしょう。
コロン地区なのでジプニーでもいけますが、荷物を持ってジプニーに乗ると盗難リスクがあるため僕でもあまり利用しませんね。
開館時間は平日の8−17時です。
昔は受け取りもあり長蛇の列でカオスだったのですが最近は状況が改善されて、朝一でなくてもそんなに待たずに済むようになりました。
閉館ギリギリの時間は少しリスキーですがそれを除けば好きな時間で問題ないと思います。
準備するものと発送方法
郵便局に着いたら、EMS国際便発送の受付担当まで行きます。今回はこのすぐ右のところでした。
久しぶりに行くと場所が変わってたりするのでその都度その辺のスタッフに聞くようにしてください。
箱に関しては指定のもので送る必要がありますので、自分で用意する必要はありません。(箱代は無料)
送りたいものを持って行ってその場で箱詰めする形です。
指定の箱ですのでスーツケース等をそのまま送ることが出来ませんので注意してください。(もちろん箱に収まるスーツケースなら可能ということになりますが、なかなか厳しいと思います)
僕は知らずに自分で箱を買って梱包してしまいましたが、あっけなく無駄に・・・。
しかし、何故か補強用のテープは持参の必要有り。
壊れやすいものがある場合にはぐるぐる巻きにした方がいいので補強用テープを買ってからいきましょう。ちなみにテープは完全に透明のもので無いと受け付けられません。僕は黒い布テープ買ってったんですがこれも無駄に・・・泣。
最大で30キロの箱まであります。僕の荷物は全部で35キロだったため、20キロと15キロともので2つ送りました。
発送料金は完全に重さで決まります。今回は東京へ発送しましたが、20キロのものが約7,000ペソ、15キロのものが約5,000ペソで合計12,000ペソもかかりました(約25,000円)。
いやー、ものを持つっていうのは本当にコストですね。これからは可能な限り電子書籍で購入したいと思います。ちなみに30キロのものは約1万ペソとのことでした。
後はここで受付用紙に住所等を記入して発送完了です。意外と簡単でした。
もらう伝票に追跡番号が書かれていますので、到着するまでは必ず保管するようにしましょう。
EMS Philippinesの公式ページ→https://www.ems.post/en/global-network/ems-operators/ems-philippines
DHL(民間業者)で送る
上記の通り、EMSでは指定の箱でしか送ることが出来ません。
僕は今回スーツケースを丸々送りたかったので、他にどこか送れるところはないかと探していたところDHLを見つけました。
以前、仕事で破損した”餃子焼き機(推定100kg)”を日本へDHLを利用して郵送したことがあります笑。つまりDHLは禁止されていないものであれば基本的になんでも送ることができるということです。
世界的な企業なので、安心度としてはEMSを遥かに上回りますが、その分値段も上がってきます。
最寄りの店舗を探す
まずは店舗を探しましょう。
僕の場合はセブシティのSMモール一番下の階にあるところを利用しました。
また大き過ぎて自分で持っていけない場合は車でピックアップしてくれるサービスもあります。(追加料金はかかります)
http://www.dhl.com.ph/en.html
公式サイトで簡単に店舗検索できますので最寄りの場所を調べてみてください。またおおよそで見積もりを出すことも可能です。
発送方法
今回僕が発送したのがこちらのスーツケース。
これでセブから東京まで12,900ペソとなりました。
重さか大きさのどちらか大きい方の値段が適用されます。
今回の場合は大きさの方が適用されて、重さは34キロで登録されていましたのでこの大きさのスーツケースですと34キロまでは値段が変わらないということになります。もっと詰め込んどけば良かった・・・。
とはいえ、最後に身軽に動きたかったので、助かりました。おかげでバックパックだけで行動することが出来ます。
DHLの場合は中に入っているものをまず全てチェックされます。
送ってはいけないものは液体系、バッテリーを含むガジェット、CDなどです。
中のコンテンツも全て正確に書かないといけません。これがかなり面倒くさい。
僕の値段はかなりアバウトですが本当に大切な貴重品を送る場合はしっかり書きましょう。(Unit PriceとTotal Priceを間違えていてお恥ずかしい・・・)
この値段により保険の金額が決まり、何かあった時の返金額とかも決まってきます。
僕の場合は、壊れる可能性があるのがギターのみで保険支払っても損だなと思ったので加入していません。ちなみにこのトータル金額で保険額が約1,500ペソでした。
ちなみに特に破損無しで無事に日本へ届きました。
DHLでもこんな感じの指定ボックスがありますが、強制ではありません。
ただこの公式箱ならサイズはちょうど値段の境目になっているので、間違いないといえばそうなります。
会計が終わるとEMSと同様に追跡番号が貰えます。
追跡画面がこんな感じ。
EMSと比較しても圧倒的な情報量。詳細すぎてやばい・・・。
ここまでのシステムを世界中に構築しているDHLという企業に感服です。
両者の比較
最後にそれぞれの特徴を整理しますと・・・、
EMS
・比較的安い
・到着は1−2週間
・指定のボックスしか送れない
DHL
・比較的高い
・到着は1週間未満
・禁止物以外はなんでも送れる
というわけで用途によって使い分けるといいでしょう。
・ボックスに入らない大きなものをそのまま送りたければDHL。スーツケースとかゴルフバッグとかもこれに当てはまるかと。
・ボックスでもオッケーで値段を抑えたい場合はEMS
・とにかく急ぎ!の場合はDHL。書類だけの場合は2-3日で着いてしまうそうです。
・・・いった具合です。お役に立てば幸いです。
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