この記事ではこのような疑問にお答えします。ちなみに以前実際に友人の大学生から聞かれた内容でもあります。
いきなり結論ですが、タイトルの通り理想としてはアルバイトをしないことです。
ちなみに同席していたビジネス偏差値の高い大学生友人も同じ意見を持っており、現役でこの考えが持てるってかなり優秀だと思います。少なくとも自分は当時はそんなこと考えれませんでしたね。
この記事ではなぜしない方がいいのかという事と、代わりに何をするべきかという事を中心にお話します。もちろんバイトしない代わりにただグダグダしているだけならそれも意味無いですからね。
また強いていうならこういうバイトがオススメですっていうのも最後に紹介したいと思います。
大学生がバイトをしない方が良い理由
ただの小遣い稼ぎで将来の投資にならない
はい、一番の理由はこれです。バイトってただ単に時間の切り売りになる可能性が非常に高いので注意しましょう。
感覚としては単純労働に対して自分の1時間を1000円で売るみたいな。それでいて誰でもできるような単純な作業が多いので、スキル的にもあまり大きな収穫は無く、その経験を将来に活かすことは難しいです。
実際に自分がやってきたバイトを思い出してみても今仕事とかビジネスで役立ってるなと感じることはあまりありません。
賃金が安い
単純に学生でアルバイトをすると良くても時給1200円とか賃金が安いです。
卒業して社会人になれば時給2−3倍でガンガン稼げますので、わざわざ賃金が安い期間にせっせと働くのではなくて、社会に出てから役立つスキルを身につけて備えていた方が最終的には遥かに大きなお金を得ることが出来ます。
とはいえ学生のうちでも工夫すれば賃金アップは狙えるはずです。
例えばこのブログでは英語学習方法も主に紹介しているため、英語講師のバイトを例に取ると、
①現在TOEIC500点で週40時間働く
②現在TOEIC500点で週20時間働き、20時間はTOEICの勉強に充てる
この2つのパターンを比較すると1年後には②の人はTOEIC800点くらいは余裕で超えます。当たり前のことですがTOEIC800点講師は500点講師よりも遥かに価値が高く、時給数倍も狙えるでしょう。就活でも非常に有利になり、社会に出てからもその能力は重宝されます。
結果的には目先のお金を追っていた①よりも②の人の方が遥かに稼げるようになります。
友人との付き合いとか色々あると思うので、まったくバイトしないってのは難しいかもしれませんが、必要最低限にして残りの時間を自分への投資とするのがオススメですね。
貯金は使うとすぐ無くなりますが、スキルは使えば使うほど磨かれていきます。重視するべきは貯金額ではなくて自分のスキルアップです。
給料を上げる方法は2つだけ
最も単純化すると給料を上げる方法は2つだけに絞られると考えています。
①労働時間を増やす
②自分のスキル・価値を上げる
働く時間を倍にすれば当然給料も倍になります。一方で能力を上げて時給を倍に出来ればそれでも同じ時間で給料は倍です。1日は24時間しかないので、①には限界がありますが②にはありません。
皆さんならどちらがいいですか?っていう話ですね(ちなみに僕はもちろん②です)。
この辺を大学生のうちから意識して実践できると将来的にはかなり稼げる大人になれると思います。
現実的にオススメなのは最低限のバイト+勉強
ぶっちゃけ親とか奨学金から借金するのも有りだと思います。
何故なら上でも述べた通り、学生のうちは時給が低いからです。学生のうちに社会で役に立つことをとことん学べば借金分は余裕で回収できるようになります。
しかし、流石にそれは・・・っていう意見も多いかと思いますので、現実的に考えて最もオススメできる方法は最低限のバイト+自分への投資です。
自分への投資がうまく出来れば学生中でも時給が上がりますので、どんどんバイトの時間を減らしていけるでしょう。お笑い芸人とかまさにこんな感じですよね。
学生中に頑張ってバイトして100万円とか貯めてる人がいますが、あんまり意味ないと思います。稼げる社会人になれば100万とかすぐ貯まりますよ。とりあえず時給が低い状態で頑張るのは止めて、時給を上げるマインドへシフトしましょう。でないと一生長時間労働から抜け出せません。
また自分でビジネスをしてみるのも凄く良いと思います。
バイトをするならスキル重視で
やらないのが理想と話しましたが、それでもなかなか全ての人がそれを実践するのは難しいはずです。では、最低限やるとしてどんなバイトをすればいいのでしょうか。
こういった疑問に答えるならば「身につけられるスキル重視」で選ぼうということです。
時給900円だろうと1000円だろうと、長い目で見ればどうでも良いくらいの差です。それよりもそのバイトの時間でどんなスキルを身につけられるかということを意識して選びましょう。
何が役に立つかは人によってまったく異なると思いますが、コンビニ店員とか、カフェのスタッフとかそこで学ぶ事が将来本当に役に立つか?ということをよく考えましょう。
ちなみにオススメは自分の専攻分野である企業の有給インターンとかですかね。探すハードルは少し高いですが、これはもう業務に直結することをお金を貰いながら学べますので最強です。気に入れば卒業してそのままそこに就職するなんてパターンも多いですし、企業ー学生間のミスマッチも事前に防げます。
若い時の時間は貴重です
若い時は物覚えが良く、学習効率が非常に良いです。
今から思うと大学生の1時間ってけっこう貴重で、なんでも出来たな〜と後悔の気持ちもあります。
3−4年時は長期休みで語学留学に行ったり、海外を一人旅したりそこそこ有効に動けた気がしますが、前半はバイト代をくだらない飲み会とかサークル合宿とかで消費しており、今から思うともっと使い道あっただろ・・・と。泣
というわけで大学生読者の皆さまへのメッセージは、
若い時の時間は非常に貴重で価値が高いので、何に使うかをしっかり考えましょう。ということです。