【タイ南部の秘境温泉】アノダッド温泉に1泊してきた。

こんにちは、海外の温泉研究家のマーティンです。

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この度は会社の休みを利用して、タイ南部の町クラビにある秘境温泉を訪ねてきました。

日本を出発してから約15時間。そこにあったのは密林の中にある源泉掛け流しの本格温泉です。

温泉以外にも、森の中でのスパ体験など様々な非日常と出会える場所でした。

ぜひご覧ください!

【タイ南部の秘境温泉】アノダッド温泉に1泊してきた

都内からのアクセス

最初に僕が都内からどのようにたどり着いたかを説明します。

あくまで1例として考えてください。

まとめるとこんな感じです。

①エアアジアでバンコク ドンムアン空港へ(20:00〜1:00)

②タクシーでスワンナプーム空港へ(2:00~3:00)

③空港のベンチで仮眠(3:00~5:00)

④国内線でクラビ空港へ(7:00~8:30)

⑤宿のシャトルバンで温泉まで(9:00~9:30)

夜に成田を出て、次の日の朝には既に秘境温泉まで着いているという素晴らしい方法です。

温泉最寄りのクラビ空港は当然日本からの直行便はありません。

体力に自信の無い方は無難にバンコクで1泊しましょう。

①エアアジアでバンコク ドンムアン空港へ(20:00〜1:00)

おそらくバンコクへ直行便で最も安いのはエアアジアです。

便数も豊富で1日に3便も飛んでいます。それだけタイへ訪れる日本人が増えたという証拠ですね。

僕がチョイスしたのは20:40分に出発して翌日1:20分にバンコクへ到着するという便です。

他にも朝9時に出て14時に到着するやつとか、14時に出て19時に到着するやつもあります。こっちの方が体には優しいですね。

なぜこの深夜便にしたかと言うと、当日の昼過ぎにチケットを取ったからです。目的地は決めておらずその日の夜便でどっかに行こうと思って探していたところバンコク行きがちょうど良さそうだったので決めました。

あとは朝から行動できるので時間的にも大きな節約になります。

ちなみにバンコクには東京のように2つの国際空港があります。

ドンムアン空港→LCC専用空港でアクセスが悪い。エアアジアの場合はこっちに着く

スワンナプーム空港→バンコクでメインの空港。BTS(電車)が通っているのでアクセスしやすい

エアアジアはドンムアンに着くため乗り換えの際は気をつけましょう。

②タクシーでスワンナプーム空港へ(2:00~3:00)

温泉最寄りのクラビ空港までは国内線で向かいます。

飛行機でも約1時間半かかるので陸路だと丸1日くらいかかると予想されます。

便はベトナムのベトジェットエアーというLCCを利用。ドンムアンではなくてスワンナプームから出るため空港移動が必要です(空港間は約40kmも離れている)。

エアアジアの便でドンムアンークラビ間のフライトもありますが、一番早くて9時頃の便でした。ドンムアンで8時間待つのはきつかったので金をかけてもスワンナプームへ移動しました。

空港間の移動は8−24時であれば無料のシャトルバスが出ていますので、それを利用しましょう。
(渋滞だと最大で2時間くらいかかるそうなので時間には注意を)

僕は深夜1時に到着したため、当然シャトルは動いていません。

そうすると唯一の選択肢はタクシーとなります。

空港のタクシー乗り場から移動です。

料金はメーターで約400バーツでした。空港から乗るとプラスで50バーツかかります。合計で約1,500円くらいですね。

③空港のベンチで仮眠(3:00~5:00)

機内であまり寝れなかったのとすることもないので、クラビ便までは空港ベンチで仮眠です。

スワンナプームの方が綺麗で治安も良さそうなので、寝るならこちらの空港をオススメします。

欧米人とかで寝てる人も多いです。(くれぐれも荷物には注意を)

スタバとかは24時間やってるようだったので、そこらへんで時間を潰すのも良いでしょう。

6時のチェックインまで待ちます。

④国内線でクラビ空港へ(7:00~8:30)

特に遅れることもなくクラビに到着しました。

よく言われることですが、日本から直行便で行けないエリアまでくると日本人をほぼ見かけなくなります。

僕が空港で見かけたのはバックパッカーぽいツワモノのみ。

⑤宿のシャトルバンで温泉まで(9:00~9:30)

さて、最後のステップである空港から温泉までです。

今回僕はWareerak Hot Spring Retreatというホテルに泊まったのですが、こちらには予約の際に空港からの送迎を付けることができます。

タクシーとかで自力で行く方法もありますが、宿はかなり森の奥の方+空いてる道を走っても40分ほどかかりますので、宿泊するのであれば送迎付きをオススメします。

▽Wareerak Hot Spring Retreat公式ページ

https://www.wareerak.co.th/

この宿は成田でバンコク行きの便を待つ途中でたまたま見つけて、前日の夜に予約しました。

前日なので最悪送迎がこないことも予想していたのですが、しっかりネームプレートを持って待っていてくれました。突然の訪問でもしっかり対応してくれる素晴らしい宿です!

 

というわけでこんな感じが僕のルートです。

夜に成田を出るルートとしては、最短になると思います。

あとは各々がバンコクに泊まるとか調整してください。

Wareerak Hot Spring Retreatに宿泊

周辺に宿はここしかありませんので、アノダッド温泉で宿泊するならここ1択です。

デイユースも可能ですが、交通手段が問題になるので、日帰り利用者はマイカーを持ってるタイ人とかがほとんどでした。

僕の部屋は外から見るとこんな感じで、完全に森の中にあります。

SIMフリーで現地SIMを挿したスマホは普通に使えました。

WiFiはフロント周辺にだけありますがかなり弱いです。ここに来たら割り切って自然を楽しんでリラックスしましょう。

こちらが部屋の中。

バンブーハウスという種類で、グレード的には一番低いです。

これで1泊2,000バーツくらいでした。(部屋代のみ)

バンブーハウスは隙間だらけなので虫は普通に入ってきます。
森の中なので当たり前ですが、虫嫌いには厳しい温泉地です笑。

僕は気にしないのでオッケー。

シャンプー、タオル、水着(温泉は水着着用)などのアメニティは割と豊富です。

手ぶらでもそんなに問題ないでしょう。

アノダッド温泉に入る

温泉はリゾートの敷地内にあります。

こんな感じで、完全に森の中で入るような雰囲気で新鮮だし楽しいです。

浴槽も何箇所かあります。

温度は日本人好みの41~42度といったところ。

30度前後の水風呂もあり、温度的には文句無しのクオリティー。

源泉掛け流しのため泉質もかなり良く、ほのかに硫黄の香りがします。また岩は緑に変色しており、成分の濃さを表しています。

浴槽は1日1回湯を全て抜いて清掃されているので、その辺のメンテナンスも良しです。

 

寝不足でけっこう辛い状態だったのですが、温泉に入ると吹き飛びました。

日本では体験できないような大自然の中でのワイルド温泉は格別です。

温泉以外の施設

食事面

リゾート内にはレストランがあり、朝昼晩こちらでタイ料理が食べられます。

予約時にセットで付けても良いし、現地でメニューの中から注文することも可能です。

リゾートがかなり人里離れた場所にあるため周辺にレストランは無いため、ここで食べるしかありません。

夕飯はこんなに食べれないよ!ってくらいサービスしてくれました。

食事はタイ料理のみですが、どれも美味しかったです。

スパ

ここへ来たら必ずスパ(マッサージ)も体験しましょう。

専用のセラピストが何名か滞在していますし、大自然の中でのマッサージは格別です。

僕は温泉のさらに奥に進んだこんな感じのログハウスで、2時間コースのマッサージを体験。

森の中を風が抜ける音とかが最高です。

以前に、フィリピンのセブ島でビーチで受けるマッサージとかが好きでしたがこういう森の中もまた良いですね。

基本情報と感想

全体的には非常に満足で行って良かったです。

ワイルドや冒険系が好きならば間違いないでしょう。

ただ良くも悪くも、リゾート内では温泉とスパくらいしかやることがないため宿泊は1泊で充分かと思います。
何もないところでひたすらゆったりしたいならば数泊してもいいでしょう。

また今回は行きませんでしたが、クラビはビーチとか海系も非常に良いらしく有名です。
クラビという町自体、田舎で良いところだったので次はビーチメインでまた行きたいなーと思います。

というわけでタイ南部にある秘境温泉の体験記でした。

Wareerak Hot Spring Retreat

18 Moo7, Khlong Tom Nua,, Tambon Khlong Thom Nuea, Amphoe Khlong Thom, Chang Wat Krabi 81120 タイ

公式ページ:https://www.wareerak.co.th/

(予約は公式サイト「BOOK NOW」または各ホテル予約サイトから可能)