【2020年版】TOEIC900点を取るのに役立った参考書5冊

TOEIC900点を目指すのにオススメな参考書を知りたいです。

この記事ではこのような疑問にお答えします。

僕はTOEIC300点からスタートして945点を取りました。
その中で実際に使って良かったと感じたものだけを紹介していきます。

ちなみに現時点で800点以上をとっている人を対象としています。これから紹介する本や方法はそれ以下の人が使ってしまうと逆に効率が悪いためオススメしません。

どのレベルでも使える定番のものもありますが基本的には800点以上向けと考えておいてください。

さて、そんな感じでこの記事では僕自身がTOEIC900点超えを目指す過程で実際に使ってスコアアップに役立ったと思う参考書を5冊紹介していきます。

基本的な戦略は質より量!というのが900点を目指す人に言えることです。

TOEIC900点を取るのに役立った参考書5選

900点を取るための基本戦術

最初に、900点を取るための勉強法のポイント的なものを解説しておきたいと思います。

重要になるのは以下の2つです。

①質より量をこなすこと
②苦手・抜けを無くすこと

①質より量をこなすこと

現在800点を超えているのであれば、TOEICについても慣れていて、基礎的な英語力もしっかり付いているでしょう。

そこでさらなるステップは量をこなすことです。

800点まではどちらかというと質重視。1冊の模試や参考書をとことん何周もやり込む事が大切です。

対して900点超えを目指す場合は量が大切となります。
800点=8割はできているということですから、もう質を重視する必要はありません。

圧倒的な量をこなすことで、自分の中にストックが増え、漏れ(わからない問題)が減っていきます。これはTOEICに限らず、全ての試験に言えることで、9割以上を目指すのであれば量が重要になってきます。

ちなみに990点満点を目指す場合は、巷では1万問解く必要があると言われています。

900点の場合は2,000問くらいが目安になるんじゃないかというのが僕の意見。

②苦手、抜けを無くすこと

次にこちら。

900点というのはざっくり言うと全体の9割以上の正答数を得ることです。

ケアレスミスとかたまたま知らない難しい単語が出てくることも考えると、ほぼ全問を正解するくらいの気持ちで行かないと9割は超えませんし、苦手分野とかがあると厳しいです。

ですので、パート5が苦手とかそういう苦手分野があること自体問題です。

また今まで文法とか発音とか基礎的な知識に抜けがある場合も、9割獲得の足枷となってしまいます。

以上のようなものがある場合は、徹底的にトレーニングして潰しておく必要があります。

 

この2つがとりあえず900点を目指す上での戦略となります。

メガ模試

900点超えでおそらく一番お世話になったのはこのメガ模試です。

解説はゼロの代わりに、一冊に試験6回分の1,200問が掲載されている圧倒的な量をこなすための参考書です。

800点までは量より質が大事であると思います。問題数が少なくて、解説が豊富な模試をじっくりやるべきです。

しかし冒頭で書いた戦略の通り、目標点が900点以上である場合は質より量です。

そういう意味でこのメガ模試はTOEIC上級者に最適な模試であると言えます。さらにリスニングは本番よりも早いスピードで、リーディングも文字数が多く設定されており、本番以上の負荷をかけつつトレーニングすることができます。

まさに上級者向けに徹底されている一冊です。これで9割以上を取れるようになれば、本番でもほぼ間違いなく900点は超えます。

今回紹介する5冊の中で最もオススメなのはこちらのメガ模試です。
高地トレーニングで圧倒的な量をこなしましょう。

ボリューム2もあるのでどちらもやることをオススメします。

文法問題でる1000問

この参考書を使っていたのは600点代くらいの頃でしたが、結果的に900点超えに大きく貢献していたなと感じています。

900点ということは9割以上を取る必要がありますが(厳密に言うと多少の前後はあるが)パート5においては500問やれば8割、1000問やれば9割を取れると言われています。

ですのでこの「でる1000問」くらいの分量はこなす必要があります。他のパートでカバーという考えもありますが、どうしても知らない単語とかケアレスミスは出てきますので最初から全パートで9割を目指すくらいでないと900点超えは厳しいです。

またこの参考書で培った文法力もパート7において大いに役立ちました。

こちらに関しては以前の記事で詳しく解説しましたので興味があればご覧ください。

発音系の本

TOEICで900点を超えるには発音の学習は必須であると思います。

リスニングパートで400点以上取るには、発音の知識が無いと難しいです。そしてTOEICはリスニングの方がスコアを取りやすいためリスニングで400点後半と取らないと合計で900点超えは厳しいかと思います。

現に僕が945点を取った時もリスニング490:リーディング455って感じで、リスニングスコアに助けられています。

リスニングで9割以上(450点)を取るには、ほぼ全ての文章を正確に聞き取る必要があります。発音を徹底的に学習することで、これが可能になります。

僕の場合は、フィリピン留学時代に講師と一緒に「American Accent Training」というアメリカで出版されている教材を利用していました。留学中やする予定がある人は、その期間内で徹底的に訓練することをオススメします。

国内であれば独学orマンツーマンの英会話スクールという選択肢になってくるかなと。

市販の本であれば下記の2冊がオススメです。

英会話スクールを活用するのであれば必ずマンツーマンを選びましょう。発音はグループでやっても効率が悪いです。対面で徹底的に間違いを矯正してもらう必要があります。

今は都内でも格安で学べるところがいくつかあります。

公式問題集

公式問題集自体は600-800点のレンジで一番役立つ参考書です。
模試であれば最初に紹介したメガ模試が上級者向けとしてオススメできます。

しかし最新の傾向を知るという意味で、900点を目指している人も一番新しい公式問題集はやっておいた方がいいというのが僕の意見です。

出題傾向や単語など、時代によってTOEICは微妙に変えていますので何冊もやる必要はありませんが最新のものだけ一通りやっておきましょう。

意外と今まで出会わなかった単語とか表現が見つかることもあります。

キクタンTOEIC TEST SCORE990

TOEIC上級者向けの単語帳もあります。

最終的にはこれを1/3くらいまでやったところで900点を超えたので最後まではやっていないのですが、実際に使っていました。

僕がこれを使っていたのは朝の1時間を単語学習に充てていたので、常に何かしらの単語帳をやっているような状況だったからということもあります。

余裕が無ければ上記で紹介した模試からわからなかった物を覚えていくというスタイルでも充分かと思います。

 

以上5冊です。

優先順位としては上からと付けています。

冒頭でも書いた通り900点超えに必要なのは質よりも量!

それと発音を今まで避けてきた人はここで徹底的に学習しましょう、ということですね。

 

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