さて休暇を利用してオーストラリアのメルボルンにて1週間の短期語学留学に行ってきました。
またその滞在中にメルボルン大学に潜入してきましたので大学の基本情報と合わせて中の様子などをレポートとして残しておきたいと思います。
ちなみに日本へ帰国後も英語学習を続けているのには、段階的に海外の大学院で勉強したいという目標があるからです。
そのため海外旅行の際は現地の大学を見てまわることが多いです。
海外の大学巡りは割と趣味のひとつのようになっていますね。
【オーストラリア総合2位の大学】メルボルン大学に潜入してきた。
メルボルン大学の基礎情報
メルボルン大学のレベルは?
QS世界大学ランキングの情報では、メルボルン大学は、
・オーストラリア国内で総合2位
・世界で総合39位
という順位で、かなりハイレベルな大学であることがわかります。ちなみにオーストラリア1位はオーストラリア国立大学で、まあ日本で言うと東大みたいな感じでしょう。
首都であるシドニー大学よりメルボルン大学が上に位置しているのは意外ですね。
ちなみに日本の大学と比較すると東大が世界23位で、京大が35位ですので、総合的には東大と京大の方がメルボルン大学よりもレベルは上ということになります。
世界大学ランキングの順位決めには様々な要因がありますが、講師や教授の外国人比率という項目もあります。移民大国のオーストラリアの大学は国際化という観点では世界最高レベルであり、一方で日本はかなり低いです。それでも東大の方が順位が上ということは、学術レベル的にはある程度上回っている可能性が高いかと思います。
大学、大学院共に英語レベルでいうとIELTS6.5くらいから受け付けてくれるみたいですが、ネイティブと勉強やディスカッションをすると考えると大学院では最低でも7.0はないと厳しいかなーとは思います。世界のネイティブの中でもオーストラリア人の英語の聞き取りはかなり難易度高いです。
世界トップ大学はIELTS7.5からとかなので、入学に対しての英語力というハードルで考えるとやや高いくらいですね。
6.5なら充分実現可能な数字です。
ロケーション
場所はメルボルンシティからトラムで10−15分程度の場所にあり、大学の敷地は広大ながら都市中心部からのアクセスも抜群です。
トラムは大学の真ん前に止まるので、観光客でも簡単にたどり着けるでしょう。その気になれば別に徒歩でも行けると思います。
この大学に長期的に通うとなると、オーストラリアはとにかく家賃が高いため中心地には住めないでしょう(予算によるが中心地の一人部屋だと月20万くらいはかかる)。
あとメルボルンは娯楽というか遊ぶところが全然有りません。観光地としてはあれですが、勉強する場所としては良いでしょう。意外とこの勉強以外にやることないっていうのは重要ですよ。東京は都市として誘惑が多すぎて勉強に集中できる環境じゃないです。皆さんが大学時代あんまり勉強してなかったのは東京という土地の責任もあるかもしれませんよ。
現に欧米の大学はそういった誘惑の多い都市圏には位置していない傾向があるように思います。
メルボルン大学の中
日本と同様にメルボルン大学は敷地と建物含めて、誰でも気軽に入ることが出来ます。入り口にはガードマンがいたかなーくらいの記憶で、町と大学の境目はかなり曖昧です。むしろ大学が町の一部みたいな感じでした。
敷地内には学部ごとに建物が分かれている模様です。僕は大学時代建築学科なので、建築学科の建物に入ってみました。
超オシャレです。大学とは思えないですね。
あとは机が至る所にあって、この時間は昼休みだったのですがみんな勉強やレポート作成でとにかく忙しそうです。
日本の大学とはまったく異なる風景です汗。
やはりこちらの大学に入ったらそれなりにハードな生活を送ることになるのは間違いないでしょう。
欧米大学あるあるの原っぱでランチを食べたり、談笑している姿ももちろん見られます。なんかこういうの憧れますね・・・。敷地内には食堂だけでなく、カフェやクレープ屋さんなんかもあって普通に観光として行くのも全然有りでしょう。
訪問の感想
率直にここで勉強できたらいいだろうなと思える環境でした。
本気で勉強に集中するならいわゆるメルボルンのような「学問の都市」と呼ばれるところの方がいいかもしれません。ケンブリッジとかもまさにこの学問の都市ですよね。
こう言われている都市は娯楽とかも少ない傾向にあり、良い意味で勉強に集中出来ます。
東京は娯楽多すぎです・・・汗。
しかし、オーストラリアのデメリットとしては生活費の高さでしょうか。そもそも物価は日本より高いです。500mlのペットボトルは200〜300円くらいします。
学生となり長期間暮らしていくとすると、やはりこの物価の部分が大きなハードルになるでしょう。
家賃も高いので一人部屋にずっといるのはなかなか厳しいですし、外食がとにかく高い(日本の2倍はする)ので自分で料理したりする必要も出てきます。さらに勉強で忙しいのでバイトとかする暇も無いでしょうし。
この金銭面の部分をクリアできるのであればオーストラリアでの正規留学は有りかなと思います。
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こんにちは、マーティンです。 フィリピン留学の英語学校でマネージャーとして働いていた経験があり、日本人学生向けに講師・カウンセラーもしていました。英語教育、英会話には自身有りです。 […]