転職活動のために取るならTOEICか英検どちらがオススメなの?

転職を考えていて、TOEICか英検どちらを取っておくべきか迷っています

この記事ではこのような疑問にお答えします。

就職や転職活動においてもはや最重要科目として存在しつつある英語力。ガチガチの外資の場合は英語での面接となりますので、TOEICとか基本的には見られませんが、そうでない限りは履歴書の資格で英語力を証明するやり方が一般的です。

日本で定番な英語資格と言えばやはりTOEICと英検。実際どっちを取ったほうが転職活動においては有利なのでしょうか?

そこで今回はTOEIC945点,英検準1級を持っており転職経験も有る僕が詳しく解説していきたいと思います。

転職であなたの英語力は武器になる

今や町を歩けば外国人。
国際化は一部の大企業だけの話ではなくて、地元の小さい商店にまで国際化の波は訪れています。観光地のお土産屋のおばちゃんが流暢に英語で接客しているなんていう光景もチラホラ見るようになりました。

IT及びインターネットの発達と日本の人口現象を考えると、今後もどんどんこの流れは止まらずに進んでいくでしょう。

転職活動において英語力が武器になることは言うまでもなく、さらなる強みは英語力は全業界において評価されるということも挙げられます。

取るべきは有名どころです

とはいえ英語でいきなり面接が始まるわけでもないので、英語力を客観的に示すには試験のスコアを提示する必要があります。

世の中には数々の英語試験が存在していますが、日本で最も有名なのはTOEICと英検です。

相対する人事がIELTSとかTOEFLのことをよく知っている可能性は限りなく低いので、国内での転職活動に活かすのであればこの英検かTOEICの2択になってくるでしょう。

転職活動のために取るならTOEICか英検どちらがオススメなの?

結論から言うと凡庸性が高いのはTOEICだと思います。
まだ応募する求人は決まっていないけれどとりあえず何か取っておきたいという人は、TOEICの勉強から始めるといいでしょう。

とはいえ英検にもメリットはありますので下記にてそれぞれを詳しく解説していきたいと思います。

それぞれ何点から履歴書に書けるの?

一般的によく言われているのは英検であれば2級、TOEICであれば600点以上から履歴書に書くと評価が上がります。

英検は5、4、3、準2、2、準1、1級の7段階に別れています。2級というのはレベルでいうと高校卒業レベルです。英検2級を持っているのは日本の英語教育レベルをしっかり身につけているという証明になります。
また日常会話レベルであれば2級で問題ないので、あとは会話力を付ければ充分ビジネスでも使えるレベルになるという要因もあるでしょう。

TOEICは級の別れていない統一試験であり、5〜990点のレンジで評価されます。履歴書に書けるレベルは一般的に600点。TOEICの平均点が500点後半なので、600点というのは日本人の平均以上の英語力を持つということになります。800点以上あればかなり評価アップが狙えます。準備時間に余裕がある人は800点を目指してみると良いでしょう。

新卒の就活であれば600点でも充分アドバンテージになり航空会社も受けられるレベルです。しかし転職の場合はややハードルが上がるため700点以上、英検であれば準1級を目安に勉強するといいかもしれません。初心者からスタートする方にはややハードルが高いと感じるかもしれませんが、400-500点からでもその気になれば半年で実現可能な点数だと思います。

ちなみに違うテストを比較するのは厳密には不可能なのですが、英検2級とTOEIC600点は同じくらいのレベルだと言えます。英検準1とTOEIC700だと、英検の方が圧倒的に難しいですね。

英検は教育系に強くTOEICはオールマイティ

次にそれぞれを活かしやすい分野として、英検は教育系に強いです。

そもそも英検はビジネス英語ではなくて学問英語ですので、主に学生が受けることを前提としています。ですので学校の英語教師になるために評価されやすいのは英検と言えます。学校の生徒も英検を勉強している人が多いので、教えられることは大きなアドバンテージになるでしょう。

一方でTOEICはビジネス英語の試験ですので、教育系に限らずどの企業でもオールマイティに評価されやすい英語資格だと言えます。

企業が重視しているのはTOEICスコアのケースが多いですし、TOEIC800点!というように可視化もしやすいので、どちらかを取るならば転職活動においてはTOEICがオススメです。

目標点数を先に設定しよう

詳しく解説してきましたが、これらはあくまで傾向であり最終的には志望する会社がどちらを重視しているか、ということにもよりますし、設定スコアも様々です。

まずは転職サイト・エージェントに登録して求人を眺めることから始めるといいでしょう。

今すぐ転職をしないとしても英語力を上げるのには長期的な準備が必要になるので、事前に目標企業のTOEICの必要点数を確認しておいたほうがベターです。

英語力を活かしやすい転職サイト
・マイナビジョブ20’s
・リクナビNEXT

もっと詳しく知りたいという人はこちらの記事を読んでみてください。

 

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