この記事ではこのような疑問にお答えします。
海外の大学や大学院に行きたいと思っても、日本では情報が不足していてどんな大学があるかもわからないという人は多いでしょう。
というわけでこの記事では、僕なりの海外の大学の探し方、情報を得る方法を5種類紹介していきたいと思います。
ちなみにこの記事を書いている僕は、フィリピンのセブ島のサンカルロス大学大学院というところに通っていた経験があります。
その時も自分で探して、出願プロセスとかもまったく情報がない中、現地で自分で調べつつ進めて行きました。
いずれはまたどこかの国で学びたいと考えており、アンテナは常に張っております。
海外の大学・大学院の探し方5つ
トップ大学を探すなら【世界大学ランキング】
まずは世界大学ランキングから探す方法です。
世界的に権威があり有名なのは以下の2つです。
日本語でも検索したら記事が出てきますが、あくまでこれらをまとめただけの物なのでオリジナルのシステムは無く学部ごとの検索などは出来ないので、必ず英語の公式サイトに行って調べましょう。
世界総合ランキングの他にも分野別、地域別などの検索方法もあるので、けっこう自分の関心に合わせて調べることが出来ます。
「世界のトップ大学で学びたい」
「ある分野のトップ大学で学びたい」
「優秀な外国人と一緒に学びたい」
という人はこのランキングを利用してみると良いと思います。
圧倒的情報量【各国の大学検索サイト】
情報量で言えば間違いなく最強なのがこの方法です。
大学ランキングや日本語媒体である情報だと、基本的に上位の大学情報しか出てこないのでトップに食い込んでこない地元の大学みたいなところはなかなか探すことが出来ません。
細かく大学を調べて行きたい場合や、既にそこに在住していて地域が決まっている場合はこの方法がベストでしょう。
当たり前ですが日本の大学の情報は日本のサイトや本が一番豊富です。
それはどこの国でも同じということです。
主要国のサイトを以下に挙げておきます。
・アメリカ
https://www.petersons.com/
・カナダ
https://www.schoolfinder.com/
・イギリス
https://study-uk.britishcouncil.org/
・オーストラリア
https://www.studyinaustralia.gov.au/
ちなみに僕はフィリピンの大学院に通った経験がありますが(卒業はしていない)、その時は以下のサイトをよく見ていました。
https://www.finduniversity.ph/
というわけでまとめますとこの方法は、
「とにかく沢山の情報が欲しい」
「トップ大学ではないところも知りたい」
「留学先地域が既に決まっている」
という方々にオススメです。
日本語で探すなら【留学系雑誌・サイト】
情報量で言うと一番少ないです。
有名校や提携している学校などしか紹介されないので、本気で正規留学を目指しているのであればあまりオススメはしませんが、国ごとの特色などの概要的なことを知るには便利です。
まだ決めてはいないけど、興味があるからという人は一冊買ってみてざーっと読んでみると良いでしょう。
日本のウェブサイトでも海外の大学を紹介しているところはありますが、やはり情報量はかなり少ないですね。
参考:Benesse マナビジョン
雑誌であれば留学ジャーナルの海外大学院バージョンがオススメです。
年に1回出版されています。
「日本語媒体で探したい」
「ざっと概要を知りたい」
という人はこの方法です。
貴重な生の声【個人の留学ブログ】
これは国ではなく、大学まで既に決めている人にとって極めて有効な手段です。
国ごとに大学の性質は大きく変わってくるので、同じ大学でなくても国が同じなら参考になる部分も多いと思います。
公式サイトやランキングのみで詳細な情報を知るのは難しいです。
そんな時に役立つのが実際そこに留学した人のブログです。
授業スタイル、課題の量、外国人に対する扱いなどなど、海外の大学へ行くととにかく日本と違うことだらけです。
正規留学しているorした人はけっこう自分で情報を発信していることが多く、こういうコアな情報としては生の声を聞くのが最も参考になります。
また生活費など各大学の公式サイトだけではわからない出費面の情報も知ることができますし、国や大学まで既に決まっている人は必ず体験記ブログをチェックするようにしましょう。
「学校生活など詳細な部分が知りたい」
「現役生or卒業生の生の声が知りたい」
というような人はブログを探してみましょう。
有名大学であればほぼ必ず、マイナー大学でも割と存在していたりしますよ。
荒技!【現地に飛ぶ】
既に現地に住んでいるような人であれば、実際に大学を見学して雰囲気や施設を見てみるのはとても参考になるはずです。
特に途上国だと学校の教室にエアコンがないとかあるあるで、施設面はかなり劣るケースが多いので事前に見て覚悟を決めておくのも大事ですね笑。
日本に住んでいる人であればかなりの荒技ではあるかと思います。
しかし途上国の場合はネットで出願できない大学がほとんどで、手続きなど現地に行って進めるしかありません。
先進国では全てネットで完結できることもありますが、その大学に何年か通い、住むことになるわけですから最低でも1回は下見をしておいたほうがいいでしょう。
国によって食べ物とか文化とか様々な違いがあります。定住するのと旅行で行くのとはまったく別物であると考えた方がいいです。旅行で食べる分には美味しくても、毎日それを食べるとなると感じ方も変わってくるはずですので、その辺はよく考えましょう。
また先進国だと日本より家賃が高い国も多いので要注意です。
というわけで、
「既に現地に住んでいる人」
「その国に行ったことなくて生活が合うか不安」
「とりあえず行ってみたい行動力のある人」
はこの方法で探してみると良いでしょう。
まとめ
自分なりの海外の大学・大学院を探す方法を5種類紹介しました。
基本的に受け身だと情報が入ってくることはないので、どんどん行動しましょう。
トップの大学であれば入学条件はかなり厳しいですし、出願プロセスも国によってかなり違うので、入るまででもかなりの苦労が予想されます。
それでもやはり海外の大学は魅力的ですし、外国人と外国で学ぶというのは学問以上に大きな意味や成長があると思います。