語学留学の次のステップを知りたい
この記事ではこのような疑問にお答えします。
海外で何か学びたいけど「語学はもうできる」「語学はありきたりでつまらない」という人向けに、語学以外の留学の種類を色々探してみました!
共通して言えることは”外国語で何かを学ぶ”ということになるので、どれもある程度語学面をクリアしていることが条件にはなってくると思います。
やはり留学の登竜門は語学留学ですね。
これから紹介するものはその次のステップとしての参考にしてもらえればと思います。
留学の定義とは
Wikipediaによると留学とは「自国以外の国に滞在して、学術や技芸を学ぶこと」だそうです。
別に正規の大学である必要はなくかなり広い意味で使われており、海外で何か勉強しているのならそれはもう既に留学ということになります!
それでは今回僕が見つけたまたは経験した様々な留学の形を紹介していきたいと思います。
大学・大学院への正規留学
まずはやはり正規留学。
学位の取得を目指して、海外の大学・大学院で長期間学ぶのがこの正規留学です。
外国人は出願の条件として英語試験のスコア提出がほとんどの国で義務付けられており、入学するためには高い英語力が必要とされます。
簡単なところではIELTS6.0以上、ケンブリッジ大学やハーバード大学など世界トップの大学となるとIELTS7.5以上とほぼネイティブレベルの英語力が求められます。
学位を取るとなると大学院では通常最低でも2年間ですが、ヨーロッパでは1年で取れるNon-Thesis(論文無しで講義主体)コースというものもありますので、研究職を目指していない人はこのコースも視野に入れると良いと思います。
1年といえどもかなり長期で資金(学費+生活費)もそれなりに必要となるので、実現するには相当な準備と勉強が必要となるでしょう。
ちなみに正規留学に関してこんな記事も書きました。
大学・大学院の短期コース
語学留学の次のステップとして最もオススメできるのがこの短期コース。
大学院などの長期正規留学の練習台や自分がやっていけるのか試してみるのもいいと思います。
海外の大学は、短期のコースをオファーしているところが非常に多いです。
英語だと「Certificate Course」とか呼ばれることが多いです。
ビジネス系だと世界中どこでもあるでしょう。
オーストラリアだとバリスタコースや保育コースなんかも人気があります。
これらは語学留学と違って、日本の代理店が扱っていることは無いので、基本的には自力で大学のウェブサイト等から探して出願していくような形となります。
語学留学でしっかり英語を学んだならば出願系のプロセスは問題ないと思いますし、それくらい自分で出来ないと入学してからやっていくのは厳しいでしょう。
ちなみにTOEICでいうと最低800点以上は取ってからでないと授業についていけないと思います。
専門学校系
大学とは違い民間の学校で勉強するようなところです。
日本でいうと専門学校や、緩いところでいうとお料理教室なんかもこの分野に入れることができるでしょう。
入試というよりかは塾に通うような感覚なので、お金があれば誰でも通えますね。
しかし、正規の教育期間ではないため留学ビザは取れないところがほとんどになります。
現地の工芸とかに興味があって、短期でいくようなイメージになります。
語学学校が専門系のコースをやっていたり、地元の教室と提携しているケースもあり、こういう場合は見つけやすいです。
真のローカル系は日本語媒体ではほぼ情報がないので、こういうのを色々調べてみるのも面白いかもしれませんね。
IT(プログラミング)留学
僕が以前働いていたフィリピンのセブ島で実際にあった事例です。
定番コースのイメージとしては半日英語を学んで、半日は英語でIT(プログラミング)を学ぶような感じです。
プログラミングは当然国内でも学ぶことは出来ますが、わざわざ海外で学ぶことのメリットは「英語で学ぶ」ということです。
プログラミング言語のベースは完全に英語なので、やはり英語で学ぶ方が効率も良いそうです。
SEの友人も外国とのやり取りが多いと話していたので、プログラミングを仕事で使うなら英語ができるとかなり有利になりそうです。
▼セブ島だと以下の2校がかなり有名です
・セブ島IT×英語留学の「Kredo」
・NexSeed 一生モノのセブ島留学
また値段はかなり上がりますがIT大国のアメリカにももちろんプログラミングスクールは沢山あります。
ボランティア系
日本または現地のNGOやNPOが主催していることが多い、いわゆるボランティア体験プログラムです。
イメージとしては大学生がよく参加している感じなので、あまり社会人向けではないかもしれませんが、内容によってはかなり勉強になることも多いでしょう。
またNPO法人クロスフィールドが行なっている新しい形として、「留職」というものがあります。
▼公式ページ
CROSS FIELDS
簡単にいうと留学の職業バージョン。
社会人が新興国に行き現地のNPOや企業と共に、現在の仕事で培ってきたスキルを使って、社会問題を解決してくるというめちゃめちゃ面白そうな内容です。
有名な大企業がこのプログラムを導入している事例もあり、送り出して帰ってきた時にはリーダーシップ力や課題解決能力、行動力等がアップしているそうです。
僕もいわゆる途上国で仕事をしていたからわかるのですが、誰もやったことのない答えが出ていないことを自分で切り開きながら進んでいくような感じで、かなり仕事へのやりがいとかモチベーションは高まると思います。
しかし現時点では法人の募集のみで、所属している企業がこのクロスフィールドと提携していないと参加することは出来ません。
まとめ
とりあえず現時点で知ってたものと見つけたものをまとめてみました。
これからは社会人の学び直しが注目されていて、どんどん市場も大きくなってくると思いますので、何か見つけ次第随時更新していきたいと思います!