この記事ではこのような疑問にお答えします。
これから紹介する3つのことは現在の英語力に関わらず、TOEICという試験を始める人にレベルを問わず共通して言えることです。
がむしゃらにやってもやるだけ上がるのが英語ですが、本サイトで対象にしている読者(社会人)は限られた時間の中でスコアを効率的に上げる必要がありますので、ある程度戦略的を立てて勉強をする必要があるでしょう。
そんな人達へ特に役立つと思います。
今の自分のスコアを知ること
なにはともあれまずは参考書を買おう!というのはダメです。
問題集を買う前にまず自分の現時点でのレベルを知りましょう。
何故ならTOEICはレベルによって対策方法が大幅に異なるからです。
参考書もOOO点という風に書いてあるものも多いですし、そういうものが書いていない金のフレーズも中には500点以上の人向けということが明記されています。
そうするとレベルによって選ぶべき参考書も勉強法もまったく変わってくるのです。
というわけで、今の自分のレベルを知らない限りはスタートも出来ませんのでまずはそこからです。
最も正確に今のレベルを知れる方法は本番試験を受けてみること、そうでなければ公式問題集を本番形式でやってみることでしょう。
やるならば最新の傾向が反映されたなるべく新しいものがオススメです。
現時点では難しすぎる場合でも、模試は必ず役立つ時が来ますので買っておいて損はないと思います。
またネットでは無料で診断出来るサイトもいくつかありますので、こういうものを使ってみるのも1つの手です。スコアの正確さという意味ではやはり模試には劣りますが。
無料で受けれるサイトを下記に紹介します!
海外サイトだとフルバージョンが出来ますが初心者にはちょっとキツイですね。
あとリスニングだとYouTubeにもフルバージョンがあったりします。
ただ時間にそって画面も進むため、読み返しや先読みが出来ないので本番よりもレベル高めです。
期限と目標を設定する
今の自分のレベルがわかったら、目標を設定しましょう!
例えば[再来月の公開テストで600点以上とる!]とかですね。ポイントは”いつ”と”点数”です。
色々なTOEIC学習者を見てきましたが、スコアを飛躍的に上げる人は必ずといっていいほど目標設定をしっかりやっています。
当たり前ですが800点を目指して勉強していない人は800点に届きません。
最終的に到達できなくてもいいので、この月のテストでこの点数を出す!という風に自分の中で決めると目標に向かって頑張れるでしょう。
決めた時点でTOEIC試験を申し込んでしまうのも1つの手です。
お金を払ってしまったからもうやるしかない!という状況に追い込むわけですね。
僕もこのスタイルはよく使います。
例え目標点までいかなかったとしても、その期間の努力は絶対無駄にはなりません。
自分の中で準備ができたら申し込むという人もいるのですが、言語学習は終わりがないため準備完了という状態にはほぼ永遠になりません。
僕的オススメは毎3ヶ月ごとくらいに試験を受けるスタイルです。
毎月だと常にテストに追われることになり、基礎力の向上に支障が出てしまうためオススメしません。
自分に最適な学習方法を確立する
レベルがわかり、目標が定まったら学習方法の確立です。
TOEIC系の塾に行くのかor自習だけでいくのかで大きく分けて2通りあると思います。
塾に行く場合はそこの参考書やカリキュラムに沿って勉強すれば良いわけなので、自分で調査にかける時間は削れるでしょう。
ただ英語の場合でも、どんなに塾で講義を受けようと自分でその内容をインプットする時間は必須ですので、注意しましょう。
今はインターネットにもかなりのTOEIC情報がありますし、無数のTOEIC本も出ているので自習でもそんなに困ることはないかと思われます。
上記で自分のレベルと目標点がしっかり設定できていれば適切な参考書を選べるはずです。
書籍を選ぶ時は最終的には好みの問題でもあるので、ペラペラ見てみるといいと思います。
例えば時間に余裕のある人はぶ厚めのものをやってみたり、働きながらの人は定番の特急シリーズをやってみたり、同じレベルでも色々選択肢はあります。
また忙しい人は1冊ずつ、そうでなくても2−3冊ずつと一度に沢山の参考書を平行しないように気をつけましょう。
まとめ
これらができたらあとはもうやるのみ!です。
英語は正しい方法で努力すれば確実に成果が出ます。
成果が全然出ないと感じている人はどちらかまたは両方とも抜けている可能性がありますので、見直してみましょう。
また成果は上級者になるほど感じられるスパンが長くなります。
例えば初心者は1ヶ月くらいで300から400などとスコアに影響が出るのに対して、TOEIC900点から990点までは同じ100点でも2−3年かかると言われています。
語学はほんとに根気強く継続していくしかないですね・・・。