この記事ではこのような疑問にお答えします。
仕事をしながら英語を勉強していくのは、簡単なことではありません。
疲れて帰ってきてから、また机に向かって勉強するというのはなかなかメンタル的に大変なことです。
そんな働く英語学習者へ向けて、仕事としっかり両立して英語力も確実に上げていくためのコツをいくつか紹介したいと思います。
この記事を書いている僕も、社会に出てから仕事の合間を縫って勉強を続けTOEIC300点から945点を達成しました。
3冊以上の本は同時に使わない
仕事をしていると当然ながら勉強に回せる時間というのは限られています。
これはもちろん忙しい学生さんにも言えることですが。
そんな限られた時間の中であの本もこの本もそこの本もやっていると、結局どれも中途半端に終わってしまう。
既に学習を始めている人であれば、そんな経験を実際にした方もいらっしゃることでしょう。
ですので、社会人の英語学習の鉄則は1冊ずつ確実に進めることです。
多くても2冊まで。3冊以上は絶対に回らなくなるのでやめましょう。
例えばTOEICを例にとると、まず単語からやろうと決めたら単語帳1冊だけを完璧になるまで何度もやります。
その間に他の本に浮気するのはやめましょう。
本屋に行ったりAmazonを見てたりすると、どんどん新しい本が出てきて
「こっちの方がいいんじゃないか・・・?」
とか色々な思いが巡って買いたくなってきてしまいますが我慢です。
これ!と決めたらとことんその本と向き合うべきです。
また多少時間がある人は、単語帳+模試など2冊を同時に平行して行うのみありかと思います。
単語帳で学んだことが模試で出てきたりして記憶に定着するという相乗効果もありますし。
また分厚い本を買うのも吉と出たり凶と出ることもあります。
しっかり全てこなせる自身があれば、分厚いものでも良いですが、自身が無ければ薄いものから始めるのがベターです。
やはり最も大切なことはやはり1冊をしっかりと仕上げることです。
何冊もやって挫折してしまうくらいでしたら一歩一歩確実に進んでいきましょう。
同時に勉強する分野も1つに絞る
本と同様に分野も1つに絞るべきだと考えていますし、僕自身もそう心掛けています。
例えば英語資格と金融系資格など、様々な資格に同時に手を出し始めると同様にどれも中途半端になってしまいます。
既に仕事で1日のほとんどの時間を費やしているわけですので、本気で英語力を上げたいならば自分の時間は英語学習だけに絞って行うべきです。
本の選び方にこだわる
1冊だけにする重要性をお話ししましたが、そうすると重要になってくるのが本のクオリティです。
これから自分の時間を大量に費やして学ぶ本です。当然その内容に最大限の信頼が無ければいけません。
本の選び方はボリュームや価格帯など様々な要因がありますが、その内容・コンテンツにフォーカスして僕なりの選び方の基準を紹介しておきたい思います。
模試はやはり公式優先
TOEICをはじめとして様々な英語試験がありますが、共通して言えるのは模試は公式優先ということです。
やはり公式は公式ですからそれを始めにやらない理由はありません。
公式を全てやり終えたら一般のものをやってみるのみありでしょう。
しかし、公式にもデメリットはあります。
僕の考える最大のデメリットは解説が少ないということでしょうか。
そもそも解説無しなんていう本もありますし、一般のものと比べるとこの部分が圧倒的に劣ります。
このへんのサービスの質が低いのは、やはり公式というポジションに胡座をかいているのでしょう笑。
模試の解き方や復習の仕方などの詳しい解説は、調べればネットでいくらでも出てきますので、そういった手法で組み合わせるのみありです。
著者がしっかり受験しているか
本の著者が本番のテストをしっかり経験しているかも重要な要素となります。
理想としては毎回受験している著者ですが、TOEIC以外の試験になるとここまでの人はなかなかいません。
TOEIC本の著者であれば毎回受験しているかは絶対条件です。
数ある試験の中でもTOEICは時期や時代の流れに沿って行われる変更点が多く、毎回受験しているかはその傾向を知るために必要なことです。
休日は勉強に捧げる
仕事をしているあなたにとって、休日というのは勉強を進めるための大チャンスです。
何かを新しく始めるということは何かを犠牲にする必要があります。
平日の仕事は当然犠牲に出来ませんし、平日夜もやはり限度があります。
(ちなみに睡眠は削るべきではないというのが僕の考え)
そうすると残るのは週末(休日)だけです。
社会人の人はこの休日でいかに頑張れるかが一番大事な要素になってくると思います。
みんなが遊んでる休日こそ差をつけられる大チャンスなのです。
新しい語学を取得するというのはとても時間と労力のかかる作業です。
本気で身に付けたいのならば休日返上、友達いなくなっても仕方ないくらいの覚悟が必要だと思います。
僕も、平日は仕事が終わったら即自分の部屋へ帰宅し勉強、休日も周りが出かけている中残って勉強という生活を送っていました。
ある意味友人関係を犠牲にして勉強していましたね。
疲れてる時は眺めるだけでもOK
例えば平日です。
仕事帰りで疲れているし、なかなか勉強する気にならない・・・という時は本や単語帳を眺めるだけでも全然OK。
これだけでもかなりインプットされていきます。
英語に関しては机に向かわなくても勉強は出来ます。
勉強と気負わなくてもパラパラ単語帳を何度も眺めているうちに自然と覚えてくるでしょう。
また遊び気分でYouTubeのバイリンガールとかを見るのもまた良いでしょう。
もちろん机に向ってガッツリ勉強する時間は絶対必要になってくるのですが、英語の勉強はそれだけではありません。
疲れている時は、負担の少ないものや、やりやすいものに手を出してみるのがオススメです。
まとめ
以上、多忙な社会人が仕事をしながら英語を勉強していくコツ5つを紹介しました。
一度こうしようと自分の中で決めても、だんだんと実践できなくなってしまうことも多いので、自分の中で決めたルールは部屋にホワイトボードでも設置して、書いておくのがオススメです。
常に目に入るとやはり良い戒めになります笑。